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「オオタニがMVPにふさわしい」“球宴二刀流”を実現した大谷翔平をゲレーロJr.が激賞!「歴史的なことを成し遂げたんだ」

THE DIGEST編集部

2021.07.14

史上初の“球宴二刀流”を実現させた大谷へ、最年少でMVPを獲得したゲレーロJr.が絶賛の言葉を送った。(C)Getty Images

 サムライが刻んだ"偉業"はライバルをも魅了しているようだ。

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 現地時間7月13日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が、クアーズ・フィールドで行なわれたMLBオールスター・ゲームに「1番・DH」で先発出場。打者としては2打数無安打に終わったものの、投手としては1イニングを三者凡退に抑え、2019年の田中将大以来となる日本人2人目の勝利投手となった。

 80年以上の長いオールスター史でも、投打同時出場が実現したのは今回が初めて。この偉業にはメジャーリーグの"同業者"も惚れ込んでいるようで、3回にレフトスタンド上段へ特大ソロ本塁打を放ち、史上最年少記録となる22歳でMVPに選ばれたブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)が賛辞を送っている。
 
 受賞後の会見でゲレーロJr.は「MVPを受賞できて嬉しいが、僕はオオタニのほうがふさわしいと思う」と「投打で出場するという歴史的なことを成し遂げたんだ」と、メジャーリーグの歴史を変えた"二刀流"を称賛した。

 また、オールスターで史上3人目となる親子弾を放ったゲレーロJr.は、試合前にも大谷を称えていた。MLB公式番組『MLB Network』で、元ボストン・レッドソックスのペドロ・マルティネスから「君以外にMVPを選ぶなら誰?」と問われ、こう切り返した。

「僕以外に? そうだな、やっぱオオタニだね。今の野球界を見回しても彼みたいな選手は他にいない。打ったり、投げたり、とにかく何でもできる」

 この日は、160キロを超える剛速球でも会場を魅了した大谷。開幕から快進撃を続け、連日のように米球界を熱狂に包んでいる偉才の存在感は強まるばかりだ。 

構成●THE DIGEST編集部

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