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MLB

「本当にワンダフル」“土壇場タイムリー”を放った大谷翔平を指揮官が称賛!「ショウヘイはああいう場面で逃げない」

THE DIGEST編集部

2021.07.17

シーズンの後半初戦を落としたものの、土壇場で1点差に迫るタイムリーヒットを放った大谷。(C)Getty Images

シーズンの後半初戦を落としたものの、土壇場で1点差に迫るタイムリーヒットを放った大谷。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が勝負どころで本領を発揮した。

【動画】ファン熱狂! 再開初戦で見せた大谷翔平の圧巻2点タイムリーをチェック

 現地時間7月17日、エンジェルスの大谷はオールスター休み明けのシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。チームが5対6と惜敗を喫したなかでも、5打数1安打2打点と結果を残し、本拠地に詰め掛けたファンを大いに沸かせた。

 大谷が最大の見せ場を作ったのは、3対6で迎えた最終回の第5打席だ。2死二、三塁という土壇場で巡ってきた好機に、スタンドから「MVP」コールが起きるなかで打席に向かった大谷は、カウント2-2から投じられた外角スライダーをコンパクトに捉える。打球はセンター前へ抜け、これが2点タイムリーヒットとなった。
 
 チームの逆転にはつながらなかったものの、勝負どころで活躍を見せた大谷に、エンジェルスを率いる名将も唸る。試合後、ジョー・マッドン監督は「もっと良い投球をしなければならない」とチームの反省点を挙げながらも、大谷の一打について「本当にワンダフルだった」と振り返った。

 さらに「ショウヘイはああいう瞬間が本当に好きなんだ」と続けると、「そこから決して逃げようとしない。重要な場面でバッターボックスやマウンドに立つのを愛している」と絶賛。やはりチームにとって、メジャートップクラスの打棒を誇る背番号17の存在は、心強いようだ。

 開幕から米球界に強烈なインパクトを残し続ける大谷。現地時間7月18日は花巻東高の先輩である菊池雄星(マリナーズ)と対戦予定だが、ここではどんなパフォーマンスを見せるのか。熱い一戦に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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