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「どうやったらその球を打てるんだ!」大谷翔平の後半戦初アーチに米識者も驚嘆!「オオタニは現実離れしている」

THE DIGEST編集部

2021.07.19

9回裏2死という土壇場から驚きの一発を放った大谷。その打棒に賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

 後半戦初となる一発は、驚異的なものだった。

 現地時間7月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。チームは4対7で敗れたが、第5打席に後半戦初本塁打となる34号2ランを放った。
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 この日、最大の見せ場が訪れたのは土壇場の9回裏2死3塁の場面だ。マリナーズ5番手のポール・シーウォルドと対峙した背番号17は、フルカウントからの7球目、インローへのスライダーをジャストミート。107.3マイル(約172.7)で飛んでいった打球はあっという間に右中間スタンドに着弾した。

 久々の快音は、本塁打王を争うライバルで、この日も31号を放ったブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に3本差をつける一打となった。
 
 ストライクゾーンからボールゾーンへと曲がる一球を軽々とスタンドインさせた大谷には、現地識者からも驚嘆の声が相次いでいる。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、「どうやったらその球を打てるんだ」と絶賛。さらに大谷マニアとして知られる米放送局『FOX Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏は「伝説は続く」と興奮気味に伝えた。

 さらにエンジェルスのOBで、地元放送局『Bally Sports West』で解説を務めるマーク・グビサ氏は「驚くべきパワーだ」とレポートし、こう続けた。

「これぞ範囲の広さというもの。ただただ信じられません。ショウヘイ・オオタニは現実離れしている」

 前日はメジャー初の4打席連続三振を喫し、球宴出場からの蓄積疲労が心配されていた大谷だが、後半戦初アーチはそうした周囲の不安を一掃するものとなった。

構成●THE DIGEST編集部
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