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MLB

「誰が見ても支配的だった」99マイル超えの快速球も披露! 大谷翔平の堂々たる後半戦の初登板に米記者も絶賛

THE DIGEST編集部

2021.07.20

後半戦最初の登板で渾身のピッチングを披露した大谷。その内容に賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

後半戦最初の登板で渾身のピッチングを披露した大谷。その内容に賛辞が相次いでいる。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は後半戦の初マウンドで躍動した。

 現地時間7月19日、大谷は、敵地で行なわれているオークランド・アスレティックス戦に「2番・投手」で先発。投げては6回無失点8三振を奪う好投を披露し、打っても今季20本目の二塁打を放つなど、“リアル二刀流”としてハイパフォーマンスを見せた。
【動画】「アンリアル」と絶賛! 後半戦初登板で見せた大谷翔平の圧巻ピッチングはこちら

 初回から、その剛腕がうなりを上げた。先頭のマーク・カナに対して、外角低めへの95マイル(約153キロ)の速球で三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せると、2回以降はランナーを背負いながらも要所を締める。99.3マイル(約159.8キロ)の4シームと自由自在に変化するスライダーとスプリットで相手打者を手玉に取った。
 
 その堂々たる投球内容には、やはり賛辞の声が集まっている。米メディア『The Athletic』などで執筆するブレント・マグワイア記者は、「今夜のオオタニは誰が見ても支配的だった」と自身のツイッターで絶賛。続けざまにこうツイートした。

「ショウヘイ・オオタニは34本塁打でMLBの並みいるスラッガーたちをリードしていながら、マウンドでは73イニングで防御率3.21を達成している。12盗塁もかなり印象的だ」

「後半戦最初の先発マウンドで彼は絶対的かつ特別なピッチングを披露した。6回無失点で8人から三振を奪った」

 地元放送局『Bally Sports West』が「今日のオオタニに対してアスレティックスはノーチャンスだった」とも総評した大谷の快投。惜しくもリリーフ陣が打ち込まれて勝ち星はつかなかったものの、後半戦でのピッチングにも大いに期待を持たせる内容だったのは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部
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