現地時間7月12日に行なわれたメジャーリーグ球宴のホームラン・ダービー。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、1回戦でフアン・ソト(ワシントン・ナショナルズ)に敗れた。しかし、二人合わせて37本のホームランを撃ち合ったバトルは、世界のファンを十分に熱狂させたと言えるだろう。
【動画】大谷翔平が「えぐい!」と絶叫したソトとの壮絶なHR競争はこちら
互いに球界屈指のパワーヒッターの矜持を見せつけるバトルだった。先攻のソトが22本を放ったのに対し、後攻の大谷も22本をマーク。さらに1分間の延長戦でも双方ともに6本でまたも同数となって再延長に突入した。
3スイング限定の勝負では、3本すべてをホームランにしたソトに対し、疲労困憊だった大谷は1スイング目でゴロを打ってしまい、惜しくも敗れた。だが、このダービーにおいて球場全体がもっとも湧き立ったのは、とにかく打ちまくった両雄の対決だったと言っても過言ではない。
そんな若きスラッガー同士の激闘において、あるシーンがクローズアップされている。
大谷が序盤で打球が上がらず苦戦していた時だ。タイムアウトを迎えた時にスマートフォンで何者からか電話で助言を受けた。この時、大谷が「マイク?」と言っていたことから通話の相手は、同僚のマイク・トラウトだとされた。
しかしこの度、助言をしていたのが、別の人物であると判明した。真相を明かしたのは、ロサンゼルス・ドジャースの主砲ジャスティン・ターナーである。現地時間7月24日にポッドキャスト番組『Holding Kourt』に出演した36歳は、「これはかなりのネタバレになると思うよ」と、ホームラン・ダービー中の舞台裏を告白した。
「オオタニがラウンドの途中で電話を受けていたよね? あの時、誰もが『おぉ、マイク・トラウトがオオタニに電話をかけてきた』って話題にしていたけど、実はあれはトラウトじゃない。アルバートだったんだよ。彼はオオタニの打撃を見かねてアドバイスを送ったんだ」
あの電話の主が、今年5月までエンジェルスでプレーし、現在はドジャースに所属するアルバート・プーホルスだと明かしたターナー。36歳のスラッガーは、さらに助言の内容についても“リーク”している。
「アルバートは『引っ張りにいくのはやめて、センター方向に打つことを意識しろ』ってアドバイスを送ったんだ。あの時のオオタニは強引に引っ張ろうとしていたからね。それで彼はセンターから左中間方向を意識して打つようになった。そのおかげかどうかはわからないけど、あの電話以降からホームランが一気に出始めたんだ」
以前に大谷について「あいつの打撃は本当に凄いんだ」と絶賛していたプーホルス。それだけにホームラン・ダービーで苦心する姿には、思うところがあったのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
【動画】大谷翔平が「えぐい!」と絶叫したソトとの壮絶なHR競争はこちら
互いに球界屈指のパワーヒッターの矜持を見せつけるバトルだった。先攻のソトが22本を放ったのに対し、後攻の大谷も22本をマーク。さらに1分間の延長戦でも双方ともに6本でまたも同数となって再延長に突入した。
3スイング限定の勝負では、3本すべてをホームランにしたソトに対し、疲労困憊だった大谷は1スイング目でゴロを打ってしまい、惜しくも敗れた。だが、このダービーにおいて球場全体がもっとも湧き立ったのは、とにかく打ちまくった両雄の対決だったと言っても過言ではない。
そんな若きスラッガー同士の激闘において、あるシーンがクローズアップされている。
大谷が序盤で打球が上がらず苦戦していた時だ。タイムアウトを迎えた時にスマートフォンで何者からか電話で助言を受けた。この時、大谷が「マイク?」と言っていたことから通話の相手は、同僚のマイク・トラウトだとされた。
しかしこの度、助言をしていたのが、別の人物であると判明した。真相を明かしたのは、ロサンゼルス・ドジャースの主砲ジャスティン・ターナーである。現地時間7月24日にポッドキャスト番組『Holding Kourt』に出演した36歳は、「これはかなりのネタバレになると思うよ」と、ホームラン・ダービー中の舞台裏を告白した。
「オオタニがラウンドの途中で電話を受けていたよね? あの時、誰もが『おぉ、マイク・トラウトがオオタニに電話をかけてきた』って話題にしていたけど、実はあれはトラウトじゃない。アルバートだったんだよ。彼はオオタニの打撃を見かねてアドバイスを送ったんだ」
あの電話の主が、今年5月までエンジェルスでプレーし、現在はドジャースに所属するアルバート・プーホルスだと明かしたターナー。36歳のスラッガーは、さらに助言の内容についても“リーク”している。
「アルバートは『引っ張りにいくのはやめて、センター方向に打つことを意識しろ』ってアドバイスを送ったんだ。あの時のオオタニは強引に引っ張ろうとしていたからね。それで彼はセンターから左中間方向を意識して打つようになった。そのおかげかどうかはわからないけど、あの電話以降からホームランが一気に出始めたんだ」
以前に大谷について「あいつの打撃は本当に凄いんだ」と絶賛していたプーホルス。それだけにホームラン・ダービーで苦心する姿には、思うところがあったのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る