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「恐るべきミサイルのような一打」大谷翔平、今季35号は181キロ弾丸ライナーの決勝弾!8回には後半戦初の盗塁も決める

SLUGGER編集部

2021.07.26

実に5試合ぶりの一発は狙い撃ちの弾丸ライナー。再び2位のブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を3本差に突き放した。(C)Getty Images

実に5試合ぶりの一発は狙い撃ちの弾丸ライナー。再び2位のブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)を3本差に突き放した。(C)Getty Images

 現地時間7月25日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたミネソタ・ツインズ戦に「2番・DH」で先発出場。今季35号を含む3打数2安打1打点、1盗塁の活躍でチームの勝利に貢献した。

 まず、第一打席は身長206センチの長身ルーキー、ベイリー・オーバーとの対戦。4球目の外角ボール球のチェンジアップを捉えた打球はセカンドの深い位置に飛び、まずは内野安打を放つ。

 さらに大谷は、次打者ジャスティン・アップトンの打席の2球目で盗塁を仕掛けるも、アップトンがこれを打ってセンターフライ。さすがに戻らざるを得なかった。この後ジャレッド・ウォルシュの打席でも盗塁を仕掛けるが、ここはツインズのキャッチャー、ライアン・ジェファーズに二塁で刺されて失敗に終わる。この直後、ツインズはマックス・ケプラーの先頭打者ホームランを皮切りに、2者連続本塁打などで2点を先制した。
 
 3回の第2打席ではオーバーの変化球主体の投球の前に空振り三振に倒れた大谷だが、同点の5回、ピッチャーが左のダニー・コロムに代わった第3打席は、真ん中に入ってきたスライダーを狙い打ち。約181キロの弾丸ライナーで放った今季35号は右翼席へと放り込んで勝ち越しを決めた。この一打にベースボール・ライターのジャレッド・カラビスは、「オオタニは恐るべきミサイルのような一打をポール脇に放り込んだ」と思わずツイートした。

 この一発に恐れをなしたのか、2死三塁で迎えた8回の第4打席では申告敬遠。場内からはブーイングも上がったが、次打者アップトンの打席では、後半戦初となる今季13個目の盗塁も決めた。チームは9回に猛攻をかけ、計3点を追加して6対2で勝利。今季成績を49勝49敗とし、勝率5割に復帰した。

 大谷は明日、本拠地で行われるロッキーズ戦に今季15試合目の先発が予定されている。 

構成●SLUGGER編集部

【動画】まさに弾丸ライナー!大谷の35号勝ち越し弾
 
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