7月31日、東京オリンピックは、横浜スタジアムで野球オープニングラウンドが行なわれ、日本が7対4でメキシコを下してグループAの1位通過を決めた。
初回に先制を許した侍ジャパンだったが、直後の2回表に甲斐拓也(ソフトバンク)が同点タイムリーを放つと、3回にもエラー絡みで追加点。そして4回、1死一三塁のチャンスで1番の山田哲人(ヤクルト)が相手を一気に突き放す3ランを左翼席に叩き込み、メキシコに7対4で競り勝った。
5回2失点と試合を作った先発の森下暢仁(広島)を含め、投打で難敵に流れを引き渡さなかった。走攻守で相手を上回った戦いぶりは稲葉篤紀監督が、「非常に今日は効率よく点がとれたと思います」と語ったように、ハイレベルなものだったと言える。
そんなサムライたちの強さに、メキシコ・メディアも賛辞を惜しまない。スペイン紙『Marca』のメキシコ版は、「強気日本に敗れ、我々は敗退の危機に瀕することになった」とマッチサマリーを掲載した。
「日本はメキシコの貧弱な仕事ぶりを巧みに利用した。ヤマダに3ランホームランを浴びた後は、なんとか食い下がろうとしたが、日本に得点を重ねられ、反撃も気休めに過ぎなかった」
また、メキシコのスポーツ専門メディア『Medio Tiempo』も「日本戦の敗北によって、メキシコの危機的状態になった」と、開幕2連敗でオープニングラウンド敗退の危機に瀕した母国代表を糾弾。そのうえで稲葉ジャパンの強さを、次のように評した。
「初回に先制したメキシコだったが、リードは長続きしなかった。ヤマダやサカモトといった巧打者を軸に得点を重ねた彼らは、我々の猛追にも動揺せずに試合を進めた。圧倒的なリードを広げた彼らの前にアステカの戦士たちは最後まで困難を強いられた」
対戦国メディアが脱帽する強さを誇示した日本。この勢いのまま、五輪の頂点に立てるか。
構成●THE DIGEST編集部
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初回に先制を許した侍ジャパンだったが、直後の2回表に甲斐拓也(ソフトバンク)が同点タイムリーを放つと、3回にもエラー絡みで追加点。そして4回、1死一三塁のチャンスで1番の山田哲人(ヤクルト)が相手を一気に突き放す3ランを左翼席に叩き込み、メキシコに7対4で競り勝った。
5回2失点と試合を作った先発の森下暢仁(広島)を含め、投打で難敵に流れを引き渡さなかった。走攻守で相手を上回った戦いぶりは稲葉篤紀監督が、「非常に今日は効率よく点がとれたと思います」と語ったように、ハイレベルなものだったと言える。
そんなサムライたちの強さに、メキシコ・メディアも賛辞を惜しまない。スペイン紙『Marca』のメキシコ版は、「強気日本に敗れ、我々は敗退の危機に瀕することになった」とマッチサマリーを掲載した。
「日本はメキシコの貧弱な仕事ぶりを巧みに利用した。ヤマダに3ランホームランを浴びた後は、なんとか食い下がろうとしたが、日本に得点を重ねられ、反撃も気休めに過ぎなかった」
また、メキシコのスポーツ専門メディア『Medio Tiempo』も「日本戦の敗北によって、メキシコの危機的状態になった」と、開幕2連敗でオープニングラウンド敗退の危機に瀕した母国代表を糾弾。そのうえで稲葉ジャパンの強さを、次のように評した。
「初回に先制したメキシコだったが、リードは長続きしなかった。ヤマダやサカモトといった巧打者を軸に得点を重ねた彼らは、我々の猛追にも動揺せずに試合を進めた。圧倒的なリードを広げた彼らの前にアステカの戦士たちは最後まで困難を強いられた」
対戦国メディアが脱帽する強さを誇示した日本。この勢いのまま、五輪の頂点に立てるか。
構成●THE DIGEST編集部
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