8月4日に行なわれた韓国との東京オリンピック・準決勝、侍ジャパンが勝負を決めたのは8回裏だった。
2死満塁で、山田哲人(ヤクルト)が走者一掃のタイムリー二塁打。最後は、守護神の栗林良吏(広島)が締め、5-2の勝利で決勝進出を決めた。
試合後、三遊間を破るヒットでこの8回の攻撃の口火を切った柳田悠岐(ソフトバンク)は開口一番、「山田哲人、すげーな」と3歳年下のチームメイトを絶賛。韓国の投手陣については、「打ちづらかったですし、打ててない」と攻略が難しかったことを明かした。
それでも、何とか食らいついて放った8回の安打については、こう振り返った。
「たまたまです。いい位置に飛んでくれた。点に繋がってホッとしてます。追い込まれたんで、しつこく、簡単に終わらないようにという気持ちで行きました」
このヒットの後、満塁のチャンスで打席に立ったのが山田だ。6回のチャンスで三振に倒れた俊足好打の二塁手は、「やり返してやる」という気持ちで打席に入り、見事に“リベンジ”してみせた。その姿に、ともにトリプルスリーを達成するなど、リスペクトし合う柳田は、改めて“凄み”を感じたようだ。
取材・文●江國 森(THE DIGEST編集部)
【PHOTO】37年ぶりの金メダルへ、韓国を破り決勝進出!侍ジャパンの激闘をベストショットで一挙公開!!
2死満塁で、山田哲人(ヤクルト)が走者一掃のタイムリー二塁打。最後は、守護神の栗林良吏(広島)が締め、5-2の勝利で決勝進出を決めた。
試合後、三遊間を破るヒットでこの8回の攻撃の口火を切った柳田悠岐(ソフトバンク)は開口一番、「山田哲人、すげーな」と3歳年下のチームメイトを絶賛。韓国の投手陣については、「打ちづらかったですし、打ててない」と攻略が難しかったことを明かした。
それでも、何とか食らいついて放った8回の安打については、こう振り返った。
「たまたまです。いい位置に飛んでくれた。点に繋がってホッとしてます。追い込まれたんで、しつこく、簡単に終わらないようにという気持ちで行きました」
このヒットの後、満塁のチャンスで打席に立ったのが山田だ。6回のチャンスで三振に倒れた俊足好打の二塁手は、「やり返してやる」という気持ちで打席に入り、見事に“リベンジ”してみせた。その姿に、ともにトリプルスリーを達成するなど、リスペクトし合う柳田は、改めて“凄み”を感じたようだ。
取材・文●江國 森(THE DIGEST編集部)
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