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「ライバルの2人が一塁上で笑顔」大谷翔平、ダブルヘッダー第1試合は38号ならず。ゲレーロJr.も3三振で“本塁打共演”は2試合目に持ち越し?

THE DIGEST編集部

2021.08.11

本塁打王のタイトルに加え、MVPも争う大谷(右)とゲレーロJr.だが、本人たちは至って爽やか。一塁ベース上でともに笑顔を見せる場面も。(C)Getty Images

本塁打王のタイトルに加え、MVPも争う大谷(右)とゲレーロJr.だが、本人たちは至って爽やか。一塁ベース上でともに笑顔を見せる場面も。(C)Getty Images

 現地時間8月10日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたトロント・ブルージェイズ戦のダブルヘッダー第1試合に「2番・DH」で先発出場。3打数無安打1四球という結果だった。

 ア・リーグ球団との対戦に戻ったため、4試合ぶりのスタメンとなった大谷。まず第一打席は無死一塁の場面、ブルージェイズの先発スティーブン・マッツが外よりのシンカーを中心に攻めてくるが、大谷はファウルで粘る。8球目のシンカーを打った打球は二塁へのゴロとなったが、ダブルプレーに取ろうとした二塁手のセカンドへのバックトスが逸れ、ここはフィルダースチョイスで出塁となった。
 
 2打席目は見逃し三振に倒れたが、これで2008年の岩村明憲の日本人シーズン記録を更新する今季132個目の三振。一見不名誉な記録に思えるが、今季37本塁打を量産するパワーの副産物のようなものだ。

 それだけに8月はいまだに出ていない一発が期待されたが、5回の第3打席はライトフライ。6回2死三塁の場面で迎えた4打席目は、元阪神のラファエル・ドリスとの対決となるも、ここは申告敬遠で本塁打はお預け。だが、この直後に今季16個目の盗塁を決め、次打者フィル・ゴスリンのタイムリーで生還した。

 チームは3回に先制して以降着実に点を積み重ね、6対3でブルージェイズを下した。本塁打王争いで大谷に2本差に迫っているブラディミール・ゲレーロJr.は、この試合4打数無安打3三振と差は縮まらず。だが、大谷が四球で出塁した際は一塁で笑顔で迎え入れるなど、ライバルの2人がさわやかなところを見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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