現地時間8月16日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地でのデトロイト・タイガース戦に、「1番・DH」で先発出場。3打数1安打1盗塁2四球と活躍し、8対2での勝利に貢献した。
明らかに勝負を避けられていた。
初回の第1打席にセンター前ヒットを放ち、さらに今季18個目の盗塁を決めて、先制のホームも踏んだ大谷。いきなり1番打者として得点を呼び込む活躍を目の当たりにし、相手バッテリーならびに首脳陣は敏感だった。
その後に大谷は5回も巡ってきた打席のうち3回は四球で出塁。1死2塁の好機で迎えた6回の4打席目に至っては申告敬遠で歩かされたのである。
敵将のAJ・ヒンチは敬遠四球を好まない監督として知られている。無駄な走者を増やしたくないという考え方を持つ47歳の智将は、ヒューストン・アストロズ時代の2019年には、1年を通じて一人の敬遠もしなかったとして球史に名を刻んだ。
それだけに3つの四球は驚きだった。MLB公式サイトでタイガースのリポーターを務めているジェイソン・ベック氏は、こう語っている。
「AJ・ヒンチは故意に歩かせることを嫌う。しかし、今季はオオタニとネルソン・クルーズ(現タンパベイ・レイズ)を歩かせている。オオタニにはこの試合と別のゲームで、そしてクルーズは7月11日の試合で外した」
現役時代は捕手としてプレーしたヒンチ。もちろんタイガース投手陣の能力はあったにせよ、メジャー屈指と言われる頭脳派の指揮官が、明らかに勝負を避けた光景は、大谷の強打者ぶりが改めて伺い知れる瞬間でもあった。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
明らかに勝負を避けられていた。
初回の第1打席にセンター前ヒットを放ち、さらに今季18個目の盗塁を決めて、先制のホームも踏んだ大谷。いきなり1番打者として得点を呼び込む活躍を目の当たりにし、相手バッテリーならびに首脳陣は敏感だった。
その後に大谷は5回も巡ってきた打席のうち3回は四球で出塁。1死2塁の好機で迎えた6回の4打席目に至っては申告敬遠で歩かされたのである。
敵将のAJ・ヒンチは敬遠四球を好まない監督として知られている。無駄な走者を増やしたくないという考え方を持つ47歳の智将は、ヒューストン・アストロズ時代の2019年には、1年を通じて一人の敬遠もしなかったとして球史に名を刻んだ。
それだけに3つの四球は驚きだった。MLB公式サイトでタイガースのリポーターを務めているジェイソン・ベック氏は、こう語っている。
「AJ・ヒンチは故意に歩かせることを嫌う。しかし、今季はオオタニとネルソン・クルーズ(現タンパベイ・レイズ)を歩かせている。オオタニにはこの試合と別のゲームで、そしてクルーズは7月11日の試合で外した」
現役時代は捕手としてプレーしたヒンチ。もちろんタイガース投手陣の能力はあったにせよ、メジャー屈指と言われる頭脳派の指揮官が、明らかに勝負を避けた光景は、大谷の強打者ぶりが改めて伺い知れる瞬間でもあった。
構成●THE DIGEST編集部
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