サムライのMVP獲得へ。米球界での期待感が高まり続けている。

【動画】米記者を感嘆させた大谷翔平の豪快40号アーチをチェック！

　メジャー４年目を迎えた大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）は、投打の“リアル二刀流”を体現している。シーズン開幕から出色のパフォーマンスを続けてきた27歳は、打っては打率.272、40本塁打、88打点、投げても渡米後最多を更新する８勝（１敗）という驚異的な数字だ。

　この活躍を受け、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は「ショウヘイ・オオタニは間違いなく野球界で最も価値のある選手」と題した記事を掲載。今季の躍動を振り返ったうえで、ア・リーグのMVP獲得について「彼（大谷）は満場一致でこの賞を受賞するべき」と太鼓判を押している。
  　今季は、同じくMVP候補のブラディミール・ゲレーロJr.（トロント・ブルージェイズ）とデッドヒートが繰り広げられてきたが、ここにきて再び頭ひとつ抜きに出た感がある大谷。同メディアも「オオタニがやっていることはベーブ・ルースとも比較にならない」と称賛しきりだ。

　さらに「この男は40本塁打と防御率2.79を持っている」という驚異的なスタッツを強調すると、「彼の活躍をポストシーズンで見ることができないのは残念。なぜなら、彼のしていることは今まで見たことがないものだからだ」と言及。その一挙手一投足に熱い視線を注いでいるようだ。

　レギュラーシーズンの終盤に入る中、ますます空前のフィーバーが過熱していく大谷。最終的にどこまで数字を伸ばすのかに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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