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「人間の限界に挑んでいる」大谷翔平の“常人離れ”した快進撃に韓国メディアが驚嘆!「歴史は大きく覆る」

THE DIGEST編集部

2021.08.22

攻守両面で主役となり、いくつもの記録を塗り替えてきた大谷。その桁違いのパフォーマンスに称賛の声が絶えない。(C)Getty Images

攻守両面で主役となり、いくつもの記録を塗り替えてきた大谷。その桁違いのパフォーマンスに称賛の声が絶えない。(C)Getty Images

 常人離れしたスターたちが集うメジャーリーグ。そのなかにあっても、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は明らかな違いを見せつけている。

 開幕前には怪我が不安視された。大谷がオープン戦で活躍するたびに、現地識者やメディアは「もしもコンディションが万全であれば……」との常套句を用いたうえで、シーズンの可能性を論じたものだ。
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 ところが蓋を開けてみると、周囲の“不安”を瞬く間に払拭した。8月21日現在で15回の“リアル二刀流”を披露し、いまだに本塁打王争いのトップに君臨。あの野球の神様、ベーブ・ルースしか成し得なかった「シーズンの二桁本塁打・二桁勝利」という金字塔の達成も目前だ。

 そんなサムライの活躍ぶりに目を丸くするのが、韓国のスポーツ専門放送局『SPOTV』。同メディアは今季のメジャーリーグで、歴代最高防御率(1.08)の更新が期待された剛腕ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)が、右肘の負傷で予定よりも長い離脱を余儀なくされていると報道。そのうえで「ショウヘイ・オオタニは人間の限界に挑戦し続けている」と激賞した。
 
「オオタニは二刀流という現代野球では考えられない新たな境地を開拓している。その活躍には、『怪我のリスクが大きくなる』との指摘が付きまとう。打者として162試合にフル出場するだけでも体力の負担は半端ないが、彼は先発投手として登板して100球近くも投げる。まさに人体の限界を実験しているかのようだ。しかし、ここまでの彼は投手だけでなく、打者としても抜群の能力を兼ね備えていることを十分に証明してきた」

 さらに「投手と野手では使う筋肉が異なる。徹底した自己管理の賜物だろう」と続け、次のように期待を込めた。

「いまだオオタニは揺らぎない体力を誇示している。このままシーズンの最後まで耐えられれば、メジャーの歴史は大きく覆るはずだ」

 不可能を可能にしてきたビッグシーズン。はたして大谷は、最後まで戦い抜けるのか。その一挙手一投足に世界が熱視線を送っている。

構成●THE DIGEST編集部

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