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「含まれる価値がある」米メディアが大谷翔平をサイ・ヤング賞候補に選出!「彼のシーズンがとてつもないものだと示すことに」

THE DIGEST編集部

2021.08.23

18日のタイガース戦で8勝目を挙げた大谷翔平。自身の連勝を7に伸ばした。

18日のタイガース戦で8勝目を挙げた大谷翔平。自身の連勝を7に伸ばした。

 現地8月18日に8回1失点の快投で8勝目を挙げたエンジェルスの大谷翔平。日に日に安定感を増すその投球に、「投手最高の栄誉」の可能性に言及するメディアも現われはじめた。

【動画】快投8K&豪快40号アーチ! 大谷翔平の投打の大暴れシーンハイライトはこちら

 米放送局『CBS Sports』は20日、現時点でアメリカンリーグのサイ・ヤング賞候補を8人選出。その中に大谷も入った。
 
 「レートベースで考えると、オオタニは非常に優れている」と同記事。チームトップの8勝1敗という成績、リーグ2位相当の防御率2.79という数字や、選手の総合的な貢献度を測る指標“WAR”で、投手としてはリーグ5位につけていることも紹介した。
 
 一方、「MVPとは異なり、打撃は賞の目的には関係ない」と、あくまで投手の賞であることを強調。さらに「100イニングという数字は見劣りする」と、二刀流の弊害ともいえる投球回不足で、他の投手と比べて不利になると分析した。
 
 その上で、最終的には以下のように結論付けている。

「現時点で、実際に受賞の有力候補に挙がるとは考えづらいが、含まれる価値がある。そのことは、彼のシーズンがいかにとてつもないものであるかを示すことになる」

 現在7連勝中で、約3か月黒星を喫していない大谷。日本人最多、チーム左打者最多本塁打を放っている打撃とともに、今後の投球からもますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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