ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智が、現地時間８月23日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に７回に代打で出場。今季３号かつ本拠地初となるソロホームランを放ち、チームの逆転勝利に貢献した。

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　前日のセントルイス・カーディナルス戦では４打数４三振に終わった筒香は、この日はベンチスタート。２－５で迎えた７回に先頭打者として代打で起用されると、３球目の95.7マイル（約154キロ）の速球を鋭い当たりで捉えた。一直線で飛び出した打球は、そのまま右翼席へ。この一発で火が付いたチームはその後、同点に追いつくと、８回に勝ち越しに成功し、逆転勝利を収めた。

　今月16日にドジャースから移籍して以来、18打数６安打３本塁打で打率.333、長打率.944と快調の29歳。チームを指揮するテレク・シェルトン監督は、「本当に素晴らしいスイングをしているよ」と絶賛し、興奮気味に以下のように続けた。
  「彼を獲得した時からパワーが備わっているのは分かっていた。そのパワーをこの短期間で見せてもらっている」

　今季３球団目となる同チームで、結果を残せるだろうか。野球の本場であるアメリカで模索し続ける筒香のさらなる一発に期待したいものだ。

構成●THE DIGEST編集部