驚異的な打棒を誇る大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）へ喝采が止まない。

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　現地時間８月26日、MLB公式サイトは「史上最高のシーズン？ショウヘイのケース」と題した特集を掲載。「彼は私たちが見てきた中で、これまでに経験したことのないシーズンを過ごしている」として、記事を執筆したマイク・ペトリエロ記者が称賛の言葉を送っている。

　同日のオリオールズ戦で41号となるソロ本塁打を放ち、今季ここまで打率.269、89打点、OPS1.002をマークしている大谷。投げても自己最多の８勝（１敗）をマークしており、この活躍を受けて同記者は「ア・リーグのMVPを超えてしまった。おそらく満場一致で受賞するだろう。サイ・ヤング賞も得られるかもしれない」と指摘した。
  　また、「ショウヘイ・オオタニは明らかに2021年のベストプレーヤーだ。ここに議論の余地はない」とも綴った同記者。24日時点のWAR（打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価する指標）で8.0をマークしていたことを引き合いに出し、「（大谷以外の選手は）誰も６WARにも達していない」と、その凄さを強調している。

　さらに、今季の大谷は「あと1.4WARほど残っている」とのことで、「もし彼が年間のWARを9.5に押し上げるとしたら、本当に希有な空気の中にいることになる」と言及。「このようなことは（過去のシーズンで）179回しかない。今まですべてのシーズンの99.8%より優れている」と伝えた。

　記事の最後では「未来のMVPであり、本物のスーパーヒーローだ」とも表現されている大谷。はたして、このハイパフォーマンスはどこまで続いていくのか。今後の活躍からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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