大谷翔平が"新たな歴史"を作った。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたサンディエゴ・パドレス戦に「2番・DH」で先発出場。5回に四球で出塁すると、果敢に二盗を成功させ、球団史上初となる「40本塁打・20盗塁」の快挙をやってのけた。
積極果敢な姿勢が活きた。初回の第一打席に右手首へボールを受け、状態が不安視された大谷だったが、プレーを続行。そして5回に迎えたこの日、4度目の打席に四球で出塁し、続くフィル・ゴセリンの打席で二塁を陥れたのである。
先述の通り、球団史上では初の快挙だ。さらに投手の20盗塁は、近代野球とされる20世紀以降でも史上初の出来事で、これまではボブ・ギブソンの13盗塁が最多だった。ちなみに投手と野手の掛け持ちが当たり前だった19世紀に遡ると、アメリカン・アソシエーションのシンシナティに所属し、通算284勝を挙げたトニー・マレーンが、1886、87、89年の3シーズンで20盗塁以上を達成している。大谷の快挙は、実に132年ぶりだったというわけだ。
とはいえ、あらゆる技術が進歩した現代においては、やはり驚異的な記録だ。それだけに現地記者も賛辞を惜しまない。地元紙『LA Times』のマイク・ディジオバンナ記者は「二刀流スターのショウヘイ・オオタニが歴史的な盗塁だ」と自身のツイッターで紹介。さらにエンジェルス広報のマット・バーチ氏は、「アメリカン・リーグでは2011年のカーティス・グランダーソン以来初のプレーヤーにオオタニはなった」と称えた。
走攻守。すべてにおいて偉大な記録を残し続ける大谷。その圧巻のパフォーマンスには、世界が熱い視線を送り続けている。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたサンディエゴ・パドレス戦に「2番・DH」で先発出場。5回に四球で出塁すると、果敢に二盗を成功させ、球団史上初となる「40本塁打・20盗塁」の快挙をやってのけた。
積極果敢な姿勢が活きた。初回の第一打席に右手首へボールを受け、状態が不安視された大谷だったが、プレーを続行。そして5回に迎えたこの日、4度目の打席に四球で出塁し、続くフィル・ゴセリンの打席で二塁を陥れたのである。
先述の通り、球団史上では初の快挙だ。さらに投手の20盗塁は、近代野球とされる20世紀以降でも史上初の出来事で、これまではボブ・ギブソンの13盗塁が最多だった。ちなみに投手と野手の掛け持ちが当たり前だった19世紀に遡ると、アメリカン・アソシエーションのシンシナティに所属し、通算284勝を挙げたトニー・マレーンが、1886、87、89年の3シーズンで20盗塁以上を達成している。大谷の快挙は、実に132年ぶりだったというわけだ。
とはいえ、あらゆる技術が進歩した現代においては、やはり驚異的な記録だ。それだけに現地記者も賛辞を惜しまない。地元紙『LA Times』のマイク・ディジオバンナ記者は「二刀流スターのショウヘイ・オオタニが歴史的な盗塁だ」と自身のツイッターで紹介。さらにエンジェルス広報のマット・バーチ氏は、「アメリカン・リーグでは2011年のカーティス・グランダーソン以来初のプレーヤーにオオタニはなった」と称えた。
走攻守。すべてにおいて偉大な記録を残し続ける大谷。その圧巻のパフォーマンスには、世界が熱い視線を送り続けている。
構成●THE DIGEST編集部
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