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「魅力的だ」“二刀流”を完璧にこなす大谷翔平をヤンキース投手が称賛!「平均的なメジャーリーガーになるのも難しいのに」

THE DIGEST編集部

2021.08.31

6月に対戦したヤンキースのタイオン(左)が改めて大谷の魅力を語った。(C)Getty Images

"二刀流"として躍動する大谷翔平(エンジェルス)をヤンキースの投手が「魅力的なんだ」と絶賛している。

 現地時間8月30日のヤンキース戦に「2番・DH」としてスタメン出場した大谷は、同点の5回に勝ち越しの42号弾を放った。両チーム打線が爆発し点の取り合いになるも、エンジェルスが競り勝って8-7で2連勝を飾った。

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 大谷の打棒から華麗な一発が飛び出したのは5回裏だ。直前に5-5と追いつかれたエンジェルス。その裏の先頭打者で大谷の第3打席が回ってきたのだ。この日は2打席連続で見逃し三振を喫していた大谷だが、3球目の真ん中に入ったカーブをジャストミートし、高々と舞った打球は右翼フェンスを越えていった。

 6月に2本塁打を大谷に打たれたヤンキースのジェイムソン・タイオンは、投打ともに華々しい結果を残す27歳に驚きを隠せないようだ。「平均的なメジャーリーガーになるのも難しくて、最高の状態を維持するのは本当に難しい。だけど彼は2つの異なることを平均より遥かに上回っている!信じられないよ」と目を丸くする。
 
「選手として、試合がある時に彼はどの様に過ごしているか気になる」とタイオンは大谷が試合に向けて行なう準備に興味を示す。「彼はどういうミーティングに参加するのか、打つのと投げるのの準備をどの様にしているのか、それぞれにどのくらいの時間を費やすのか」とピッチャー目線で不思議そうに疑問を並べた。

 前日に投げても翌日のデイゲームでは打席に立つ大谷を「私は登板の翌日はウエイトルームでマッサージを受けるなど治療をしている。しかし彼はリードオフでプレーする。だから魅力的なんだ」と称えた。

 2日前に右手首付近を直撃するアクシデントの影響で、31日に予定していた登板回避を発表している大谷。再び"二刀流"として異次元の活躍を見せてくれることを、ファンだけでなく選手たちも楽しみにしているようだ。

構成●THE DIGEST編集部 

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