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MLB

大谷翔平の“誤審率”は投打ともに高い!? 外角は平均より「15%以上の被害」とのデータも

THE DIGEST編集部

2021.09.01

大谷の“対戦相手”はメジャーリーガーだけじゃない? 審判の判定にも苦戦が続いているあるデータが。(C)Getty Images

大谷の“対戦相手”はメジャーリーガーだけじゃない? 審判の判定にも苦戦が続いているあるデータが。(C)Getty Images

 「誤審はつきもの」――野球に限らず、サッカーやバスケットボール、どんな競技において審判が人間である以上、“完璧”なジャッジは存在しない。しかし、昨今は映像技術が進化し、判定の成否は即座に判別できるようになったため、審判への風当たりは厳しいものになっている。

 誤審を減らそうという動きはどの界隈にもある。例えばサッカーではVARが、テニスでもチャレンジ制度が運用されている。メジャーリーグでも2008年8月から、北米4大スポーツで最も遅れながらもビデオ判定が導入。当初は本塁打の判定に限られていたものの、2014年からチャレンジ制度に代わり、ほぼすべてのプレーが対象となった。しかし、唯一の“不可侵領域”となっているものがある。ストライクゾーンだ。

 もっとも、MLBの中継ではほぼ全試合でストライクゾーンの枠線が中継で映し出されており、即座に判定の整合性が取れるため、一番やり玉にあがりやすいのもストライク/ボールだろう。そして、現球界最高のスター選手として躍動している大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、なかなかどうして、このストライク判定の“被害者”になっているようだ。

【動画】大谷が“被害”にあった「誤審ハイライト」。一番ひどいのはどれ?
 現地時間8月31日、データシンクタンクの『Codify,Inc.』は、大谷の今シーズンにおける投打の“不遇”状況について説明している。

 同サイトはまず、右投手vs左打者のケースにおいてゾーンの高低、内角はあまりストライクとされないながらも、外角はストライクコールとされやすいと指摘。ややストライクゾーンから外れた際どい外角コースはおおむね44%ほどストライクと判定されているという。

 では、打者・大谷の場合はどうか。今季は50球そのコースに投げられて29球がストライク、“誤審率”は平均より14%も高い「58%」に上っているというのだ。打席においてそうであるならば、投手・大谷に恩恵があるかというとそうでもなく、大谷がピッチングで外角際どいコースに投げた場合は27球のうち7球がストライク、平均より18%も低い「26%」にとどまっている。

 ピッチャーに関して言えば、実際ボールはボールなわけでやむを得ないだろうがバッターに関しては別だ。堂々と見送っていたのにストライクと言われれば、それだけゾーンを広げなければいけないわけで、単純に成績・結果に直結する可能性が高い。

 思い返すだけでも「打者・大谷の誤審被害」はいくつかあるが、一番印象的だったのは7月10日のシアトル・マリナーズ戦。大谷が堂々と見送った外角30cmは外れているであろうボールがストライクと判定され、そのまま見逃し三振。これにはさすがの天才バッターも「ありえない」といった表情で手を横に振っていた姿が目に焼き付いている。昨日の試合でもフルカウントから外角球を見極めて四球かと思われたが、ここでも見逃し三振にされた。

 もっとも、メジャーリーグでは審判がどれだけ正確にジャッジしたのか、コールがどれだけ一貫性のあるものだったのかについてアクセスでき、基本的には“成績優秀者”がプレーオフやオールスターなどの大事な試合を任されるようになっている。

 ちなみに、先に挙げたマリナーズ戦でひどいジャッジを行った球審カーウィン・ダンリーは、今季の正確性91.3%が全体ワースト5位に沈んでいる。

 改めて言うが、“被害者”は大谷だけではない。多くの選手が納得のいかない判定と戦ってはいる。しかし同時に、大谷の被害ケースが多発しているのもまた、事実のようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】大谷が“被害”にあった「誤審ハイライト」。一番ひどいのはどれ?

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