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前人未到の「50-25」に米放送局が期待!ホームスチールを決めた大谷翔平に「またひとつ神話のような比較対象が加わった」

THE DIGEST編集部

2021.09.03

毎試合のように話題を提供する大谷。現地8月31日には、渡米後初のホームスチールを決めた。(C)Getty Images

 日本の偉才がまた新たな偉業を打ち立てるかもしれない。

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 8月の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、前半戦と比べると低調だった。しかし現地31日に行なわれたヤンキース戦では、2打数無安打も2四球、2盗塁、2得点でチームの勝利に貢献。ア・リーグ史上4人目の42本塁打&22盗塁を達成するなど、依然として球界に話題を提供し続けている。

 そして今回、「オオタニが初の『50-25』シーズンを達成するかもしれない」と期待を寄せたのは米放送局『Bally Sports』。今シーズンの活躍は"元祖二刀流"のベーブ・ルースなど、さまざまなレジェンドと比べられてきたが、「ショウヘイにもうひとつ、神話のような比較対象としてウィリー・メイズが加わった」と言及した。
 
 同メディアによると、過去に"50本塁打&25盗塁"まであと一歩に迫ったことがあるのは、51本塁打&24盗塁のメイズ(1955年、ジャイアンツ)と、54本塁打&24盗塁のアレックス・ロドリゲス(2007年、ヤンキース)のみ。残りのシーズンでこれを達成できえれば、「オオタニが史上初の快挙となる」という。

 さらに、31日のヤンキース戦で見せたホームスチールを「信じられないようなスライディングだった」と振り返ると、試合後にジャレッド・ウォルシュが残したコメントを紹介。「僕が顔を上げたらショウはホームに滑り込んでいたよ。『ワオ! なんてこった!』っていう感じさ。本当にクールだったよね」と同僚の活躍に感激した様子だったようだ。

 これまで数多くの記録を打ち立ててきた大谷。はたして今シーズンの残すところ1か月で新記録を樹立できるのか。その動向に全米が注目している。

構成●THE DIGEST編集部

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