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「100マイルを簡単に超える!」投打で“圧巻のパワー”を披露した大谷翔平に現地識者が驚愕!「笑い過ぎて泣ける」

THE DIGEST編集部

2021.09.04

投手でも打者でも、大谷の驚異的なパワーには全米を驚かせている。(C)Getty Images

 現地時間9月3日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、テキサス・レンジャーズ戦に「2番・投手」で先発出場。キャリア最多となる117球を投げ抜き、7回被安打7、2失点も8奪三振の快投で、9勝目を飾った。

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 初回に右手付近に打球が直撃するハプニングに見舞われ27歳は、2回にジェイソン・マーティンに初球を右中間スタンドに運ばれて2失点。出鼻をくじかれたが、何とか後続を断ち切って見せる。4回には1死二、三塁のピンチを招くがマーティンを100.4マイル(161.5キロ)の4シームで空振り三振を切ると、続くレオディ・タベラスの打席では、この日最速100.5マイル(約161.7キロ)を計測。最後は100マイル(約160.9キロ)の直球で一ゴロに仕留め、無失点で凌いだ。ちなみに球速100マイル以上を記録したのは、今季初登板となった4月4日以来だ。

 打っては4打数無安打と快音を響かせられなかった。それでもヒットになってもおかしくない当たりを2打席で見せている。第1打席、打球速度101.2マイル(約162.8キロ)の鋭い当たりで捉えるも、相手の好守備で二ゴロ。3回の第2打席では、打球速度105.7マイル(約170.1キロ)で今度こそ内野の間を抜けたように見えたが、相手シフトにはまり三ゴロとなった。
 
 打撃で目に見える結果は出せなかった。だが、投打で"パワー"を見せつけた大谷には、現地識者も唸る。地元放送局『Bally Sports West』で解説を務めるマーク・グビサ氏は、「ショウヘイ・オオタニは、ねじ伏せるために100マイルの速球で打ち取った」と実況すると、米メディア『FTN Network』のクリス・ミーニー記者は、「ショウヘイ・オオタニが100マイル(約160.9キロ)を簡単に超える!馬鹿げてるよ」と驚きをもって伝えた。

 この試合の球速トップ5は全て大谷が占めた。そんな投手が打っては、打球速度105.7マイルや101.2マイルとハイスピードのスイングを見せた。これにはMLB公式サイトでアナリストを務めるマイク・ペトリエロ氏は、「笑い過ぎて泣ける」と評価した。

 いまだ本塁打数はメジャートップをひた走る背番号17は、ピッチングでもハイパフォーマンスを披露した。はたして残りのシーズンも、そのパワフルなプレーを続けられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部 

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