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MLB

「本塁打王の打席を終わらせた!」大谷翔平も“不満顔”の三振判定に現地メディアもイラ立ち。場内はブーイングも

THE DIGEST編集部

2021.09.07

大谷がまた

大谷がまた"誤審被害"に。度重なるミスジャッジに場内ではブーイングも。(C)Getty Images

「マジかよ……」と、大谷翔平が天を仰ぐのも無理はない判定だった。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷は現地時間9月6日、本拠地で行われているテキサス・レンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場。今季44号への期待が高まっているが、6回を終えて3打数ノーヒット、2三振と快音が響いていない。しかし、3打席目はかなり“不運”でもあっただろう。

 相手右腕AJ・アレクシーの前になかなかヒットが出ないエンジェルス打線。5回まで1安打に抑えられ、6回も2者連続三振という状況で大谷に打席が回って来た。ボール球を見極めてカウント3ー1とし、狙いすました5球目はチェンジアップに空振りでフルカウント。大事な1球は外角低めに逃げていき、大谷も確信した様子でフォアボールをもぎとった……はずだった。
 
【動画】よし見極めた!……と思いきやストライク。大谷翔平の“疑惑の判定”がこれだ
 しかし、球審ブライアン・ゴーマンの判定はストライク。大谷も「いやいや!」といった様子でダグアウトに戻っていった。メジャーのテレビ中継はストライクゾーンが常時表示されており、大谷が見極めたボールは文字通りの「ボール」。これを見た地元メディアのグレッグ・ベッカム記者は、投球チャートの画像を載せながら「6球目がストライクとコールされて、本塁打王の打席を終わらせた」と憤慨し、本拠地でもブーイングが鳴り響いていた。

 というのも、ここに来て大谷が独走していた本塁打王レースは、サルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)が41号で2本差、6日の試合でブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)が40号に到達して3本差まで急接近。タイトル争いが佳境を迎える中で1打席1打席が大事になってきており、こうした“誤審”に対していら立つ気持ちも納得だろう。

 つい先日、8月30日のニューヨーク・ヤンキース戦でも大谷は“被害”にあっており、外角ゾーンでの「誤審率」が相当に高いというデータもある。果たして残り少ないチャンスで、大谷はリベンジできるか注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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