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MLB

「オオタニを覚醒させたのは彼だ」海外メディアが巷で囁かれる“マッドン解任論”に異議!「追い出すのは非論理的」

THE DIGEST編集部

2021.09.09

その手腕が疑問視されているマッドン監督(右)。大谷(左)の“覚醒”に小さくない影響をもたらした名将を擁護する声もある。(C)Getty Images

その手腕が疑問視されているマッドン監督(右)。大谷(左)の“覚醒”に小さくない影響をもたらした名将を擁護する声もある。(C)Getty Images

 今季、7年ぶりの地区優勝を目ざしたロサンゼルス・エンジェルス。だがその目論見は早々に瓦解し、いまや首位ヒューストン・アストロズに12.5ゲーム差と大きく水を開けられている。
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 アメリカン・リーグのワイルドカード争いでも後退するチームは、プレーオフ進出の可能性が限りなくゼロに近い。そんな状況下、67歳の老将ジョー・マッドンへの風当たりが強くなっている。

 2020年シーズンから指揮を執る百戦錬磨の指揮官だが、今季も豊富なタレント陣を活かしきれず、不本意な戦績に甘んじている。およそ1190万ドル(約13億900万円)とも言われる年俸はMLB監督でも屈指の高額。それもあいまって、一部のファンや識者からは解任論が噴出している。

 もっとも、情状酌量の余地はある。たしかに今季は開幕から続いた投手陣の立て直しに失敗した感は否めず、中軸に据えた主砲のマイク・トラウトとアンソニー・レンドーンの長期離脱も間違いなく誤算だった。

 そうしたチーム状況を踏まえて、「マッドン解任論」に異を唱えるメディアもある。フランスの野球専門サイト『Passion MLB』は、米放送局『Fox Sports』でアナリストを務めるケン・ローゼンタール記者が、自身のポッドキャスト番組「Ken's Mailbag」で紹介した内容にクローズアップ。「マッドンは彼の席を離れるべきか?」と題されたテーマに対して、次のように論じた。
 
「今年のマッドンのチームの勝敗は68勝68敗(現地時間9月7日時点で69勝70敗)。それでいて、チーム防御率はアメリカン・リーグでワースト3位だ。一方で、今年のMLBでスターとなったショウヘイ・オオタニを覚醒させたのは、彼だ。マッドンはまるで師匠のように、難解なオオタニのプレー時間を巧みに操舵した」

 さらに「もしも投手陣が盤石で、トラウトやレンドーンが健康を保っているなかで、結果を出せていなければ、マッドンはそうした批判に値する」と指摘。そして、きっぱりと言い切っている。

「結局のところ、エンジェルスの首脳陣から満足のいく支援を与えられていない状況だった。苦境から抜け出すための武器を手渡されないにもかかわらず、たった2年で高額な年俸を払っているマッドンを追い出すのは非論理的だ」

 来季が契約最終年となるマッドン。はたして、幾多の修羅場をくぐり抜けてきた名将は、エンジェルスに悲願のタイトルをもたらせるのか。その布石とするためにも、今季を少しでもより良い形で終わらせたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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