久々の勝利だった。
現地時間9月8日、本拠地で行なわれたロサンゼルス・エンジェルス戦に先発したダルビッシュは、6回(99球)3安打1失点、1四球7奪三振の好投で今季8勝目をマーク。6月21日のロサンゼルス・ドジャース戦以来、約3か月ぶりの白星を手にした。
【動画】圧巻の三者連続三振! ダルビッシュ有がエンジェルス打線をねじ伏せたハイライトはこちら
悪夢の7連敗という自己ワーストクラスの苦しみが続いていた。だが、この日は初回から何かが違っていた。いきなり3者連続三振と最高のスタートを切った右腕は、4回に1点を失ったものの、無難に6回を投げ切ってみせた。
試合後に指揮官のジェイス・ティングラーが「大きな自信の向上になったと思う。これこそが我々の知っているユウ・ダルビッシュだよ」と絶賛したように、この日の球威は直球、変化球ともに冴えわたっていた。
文字通りの貫禄の内容を披露したダルビッシュ。だが、その好投の裏には、敵将であり、シカゴ・カブス時代の恩師でもあるジョー・マッドンからの“助言”があった。試合後の会見で、35歳の右腕は次のように語った。
「昨日、マッドン監督と話をして、『あなたはフィーリングの人だから、そのフィーリングの通りに投げればいい』って言われた。なので、とにかく今日はフィーリングをフォローしただけ。自分の頭が投げたいように投げさせたという感覚」
さらに「バッターを見ることも多分してない」というダルビッシュは、こう続けた。
「ただ単純に感覚で投げたい球を決めていました。していた作業というのは足を上げるところだけ。あとは勝手に感覚に任せました」
感覚だけで投げ切ってしまうのは、やはり流石というほかない。レギュラーシーズンが残り1か月を切ったなかで、「次が良くなるかはわからない。けど、今夜は思い通りに投げられた」というダルビッシュ。パドレス浮上のキーマンが確かな手ごたえを掴んだ。
構成●THE DIGEST編集部
現地時間9月8日、本拠地で行なわれたロサンゼルス・エンジェルス戦に先発したダルビッシュは、6回(99球)3安打1失点、1四球7奪三振の好投で今季8勝目をマーク。6月21日のロサンゼルス・ドジャース戦以来、約3か月ぶりの白星を手にした。
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悪夢の7連敗という自己ワーストクラスの苦しみが続いていた。だが、この日は初回から何かが違っていた。いきなり3者連続三振と最高のスタートを切った右腕は、4回に1点を失ったものの、無難に6回を投げ切ってみせた。
試合後に指揮官のジェイス・ティングラーが「大きな自信の向上になったと思う。これこそが我々の知っているユウ・ダルビッシュだよ」と絶賛したように、この日の球威は直球、変化球ともに冴えわたっていた。
文字通りの貫禄の内容を披露したダルビッシュ。だが、その好投の裏には、敵将であり、シカゴ・カブス時代の恩師でもあるジョー・マッドンからの“助言”があった。試合後の会見で、35歳の右腕は次のように語った。
「昨日、マッドン監督と話をして、『あなたはフィーリングの人だから、そのフィーリングの通りに投げればいい』って言われた。なので、とにかく今日はフィーリングをフォローしただけ。自分の頭が投げたいように投げさせたという感覚」
さらに「バッターを見ることも多分してない」というダルビッシュは、こう続けた。
「ただ単純に感覚で投げたい球を決めていました。していた作業というのは足を上げるところだけ。あとは勝手に感覚に任せました」
感覚だけで投げ切ってしまうのは、やはり流石というほかない。レギュラーシーズンが残り1か月を切ったなかで、「次が良くなるかはわからない。けど、今夜は思い通りに投げられた」というダルビッシュ。パドレス浮上のキーマンが確かな手ごたえを掴んだ。
構成●THE DIGEST編集部