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MLB

「完全にモンスターだ!」大谷翔平に迫る43号の圧巻弾を放ったペレスにロイヤルズ番記者が驚愕!捕手ではMLB史上2位タイの快挙

THE DIGEST編集部

2021.09.15

豪快な一発を放ち43号HRを記録したペレス。打点王争いではトップに浮上した。(C)Getty Images

豪快な一発を放ち43号HRを記録したペレス。打点王争いではトップに浮上した。(C)Getty Images

 現地時間9月14日に開催されたオークランド・アスレティックス戦で、カンザスシティ・ロイヤルズのサルバトール・ペレスが43号3ランを放ち、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に1本差と迫った。

【動画】大谷まで1本差!左翼フェンスを越えるペレスの豪快43号弾をチェック

 この日「3番・捕手」で出場したペレスのが圧巻の一発を放ったのは、5対7と2点リードを許した6回1死二、三塁の場面だ。

 ペレスはボールカウント2-1からの4球目、内角に投じられた速球をフルスイング。打球はぐんぐん伸びて左翼フェンスを越える豪快な一発となった。これで逆転に成功したロイヤルズは、その後も得点を重ね、結局10対7で勝利を飾った。

 5打数2安打4打点の活躍を見せたベテラン捕手は、これで109打点をマーク。シカゴ・ホワイトソックスのホゼ・アブレイユを抜き打点王争いのトップに浮上した。またMLB史上、捕手での43本塁打は2003年のハビー・ロペスと並び2位タイ。1970年ジョニー・ベンチの記録(45本)まであと2本だ。

 シーズン終盤にさしかかり、本塁打王争いトップは45本のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)で、大谷が44本で2位、そしてペレスが43本と熾烈な争いに現地のファンやメディアは熱狂している。
 
 ペレスの圧巻弾に舞い上がったロイヤルズは、公式Twitterで「何か疑問はありますか?」と余裕めいたコメントを投稿。また、MLB公式サイト『MLB.com』のロイヤルズ番記者であるアン・ロジャース氏は、「完全にモンスターだ!」と大絶賛。さらに「サルビー(ペレス)はクラッチの状況でまたも活躍している」と主軸としての躍動ぶりを高く評価した。

 なお、3試合ぶりの一発を期待された大谷はホワイトソックス戦に臨むも、4打数無安打1四球に終わっている。

構成●THE DIGEST編集部 

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