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大谷翔平を抜く45号ホームラン! 止まらないペレスが“MLB史上最多記録”を更新「オオタニと同じ偉大なシーズンだ」

THE DIGEST編集部

2021.09.17

大谷はおろかMLB記録をも抜き去ったペレス。その打棒が注目となっている。(C)Getty Images

大谷はおろかMLB記録をも抜き去ったペレス。その打棒が注目となっている。(C)Getty Images

 ついに偉業を達成した。

 現地時間9月16日、カンザスシティ・ロイヤルズのサルバドール・ペレスは、本拠地で行なわれているオークランド・アスレティックス戦の初回に、左中間スタンドに今季45号となる2ランをマーク。圧巻の3試合連続弾で本塁打王レースでトップのブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に並んだ。
【動画】大捕手ベンチの記録を破るペレスの圧巻45号をチェック!

 前日までに44本を放ち、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平に並んでいたペレス。その勢いは止まらなかった。アスレティックス先発右腕ポール・ブラックバーンがカウント0-1から投じたインハイへのカットボールをジャストミート。打球はあっという間に左中間に突き刺さった。
 
 MLB史に残る一撃となった。捕手のシーズン45号は、1970年にジョニー・ベンチが記録して以来、最多の本数だったが、それに31歳の大型捕手は並んで見せたのだ。

 70年代に異彩を放った殿堂入り捕手以来となる本塁打王も十分に狙える。そんなペレスには、現地記者も驚きを隠さない。米ポッドキャスト番組『Around The Show』の司会者であるカイル・ショーウォルター氏は、「ペレスはオオタニと同じような我々が見たことがなかった偉大なるシーズンを過ごしているのだ」と絶賛している。

 はたして、ペレスは、大谷とゲレーロJr.との熾烈な本塁打王争いを制し、ベンチ以来史上2人目の偉業も達成するのか。強打のキャッチャーの打棒から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部
 
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