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MLB

「ヨシは嬉しい驚きを与えている」衝撃の初回アーチに米記者興奮!来季契約は「年が明けてから」とチーム首脳が発言

THE DIGEST編集部

2021.09.21

パイレーツ移籍後、打棒に輝きが戻った筒香。この好調を維持できれば、来季の契約もつかめることだろう。(C)Getty Images

パイレーツ移籍後、打棒に輝きが戻った筒香。この好調を維持できれば、来季の契約もつかめることだろう。(C)Getty Images

 その活躍により動向が注目されつつある。

 ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智は現地時間9月20日のシンシナティ・レッズ戦で今季第8号となるソロ本塁打を放った。また、3回の第二打席にもライト前へのシングルヒットを打ち、今月に入り5度目のマルチ安打も記録している。

 第一打席、初球をいきなり叩いた。レッズ先発のブラディミル・グティエレスが投げ込んだ94マイル(約151km)の速球を完ぺきに捕らえると、打球は低い弾道でライトスタンドへ。続く、3番ブライアン・レイノルズも本塁打を放つなど、筒香のパフォーマンスはパイレーツを序盤から勢いづかせた。

 この日、チームは5-9で敗れたものの、筒香は存在感は相変わらずであり、その活躍ぶりについてMLB公式サイトのジェイク・クロース記者は「ヨシは我々に嬉しい驚きを与えている」と讃えるとともに、来季以降の動向についても綴っている。

 チームを率いるデレク・シェルトン監督も「彼は安定した打席数と安定したスウィングを続けてり、2番という打順を打つことについて満足している」とコメントしていることから、指揮官の信頼も揺るぎないものと言えるだろう。
 
 そして、同コラムではここまでの筒香の活躍により、すでに「バックス」(パイレーツの愛称)との来季以降の再契約についても大きな関心事となっていると伝えている。

 ただ一方で、パイレーツのベン・チェリントンGMの「来年以降のことは何も話していない」というコメントも掲載。さらに「それについては年が明けてからにしたいと思っている。彼は素晴らしい印象を与えてくれている」と語っているという。

 パイレーツ移籍以降、一気に爆発した筒香。残りの試合でどれだけ快音を響かせるだろうか。シーズン最後まで背番号32に注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「印象的な軌道だ」弾丸ライナーでスタンドイン!筒香の8号をチェック

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