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「今の活躍を楽しもう!」大谷翔平の“行く末”を案ずるファンへ現地記者らが一喝!「将来ばかりに捉われてはいけない」

THE DIGEST編集部

2021.09.28

ベーブ・ルース以来の「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」はならずも、26日には好投を見せた。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の人気ぶりは日増しに現地でも高まり、早くも2023年オフのFA(フリーエージェント)の可能性についてファンやメディアが騒ぎ始めている。

 103年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を目指し、現地9月26日のシアトル・マリナーズ戦で先発登板した背番号17は、7回、被安打5、1失点、10奪三振と好投。シーズン150奪三振をクリアと新たな快挙をもたらせたが、打線の援護なく偉業達成は次回へ持ち越した。

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 序盤から変化球を効果的に用い6回までスコアボードに0を並べた大谷。7回ジャレッド・ケレニックに右翼スタンドへ運ばれ1対1と振出しに戻され、勝ち投手の権利を逃した。降板後の8回にはリリーフ陣が打ち込まれ一挙4失点。エンジェルス打線は反撃できず1対5で逆転負けを喫した。

 そんなサムライ戦士が試合後にFAを匂わせた発言をしたことに多くのファンが注目した。これには米スポーツ専門局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者が反応し、「オオタニについてこれだけは強調しておいきたい」とファンへ向けて以下のように語った。
 
「二刀流の快進撃をいつまで続けられるか、厳しさに耐えられるか、将来どうなるかといったことばかりに捉われてはいけない。今の活躍を楽しもう!どうしても人間はそれが難しいのかもしれないけど、でもやってみて!」

 これには地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者も同意している。今季も残り6試合となったエンジェルス。驚異的な躍動を続ける27歳には期待が集まるが、まずは目の前の一戦一戦でのパフォーマンスに目を向けたい。

構成●THE DIGEST編集部 

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