MLB

今季年俸3億円超の大谷翔平が“DH部門のベストバリュー”に選出!米専門メディアが称賛「見たことのないシーズンを提供した」

THE DIGEST編集部

2021.10.10

大きな飛躍を遂げた今季、年俸330万ドル(約3億3000万円)という衝撃的な“コスパ”だった大谷。(C)Getty Images

 大旋風を巻き起こした二刀流戦士へ賛辞の声が止まない。

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 現地時間10月9日、米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』は「2021年MLBシーズンのベスト&ワースト契約」と銘打った特集を掲載。記事を執筆したジョエル・ロイター記者が先日終了したレギュラーシーズンを振り返り、各ポジションにおける選手の"コスパ"を紹介している。

 そのなかでも注目すべきはDH部門。ベストバリューにピックアップされたのは、もちろん大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。今年2月に大谷は2年850万ドル(約9億4000万円)の契約を結んでおり、今シーズンの年俸は300万ドル(約3億3000万円)という数字だった。
 
 そんななかで迎えた今季、投打二刀流で大活躍したのは周知のとおりだ。打者として155試合に出場し、打率.257、出塁率.372、長打率.592、OPS.965、46本塁打、100打点、26盗塁、投手としては130回1/3の投球回で9勝2敗、防御率3.18、156奪三振という、見事な成績を残している。

 これを受けて同メディアは「4.9WAR(Baseball Reference版)、先発投手として4.1WARの価値があり、MLBレベルでも見たことのないシーズンを提供した」と称賛。最後は今後の球団との契約についても「彼がフリーエージェントになったとき、オープンマーケット(FA市場)ではどれくらいの価格で取引されるのか?」と触れた。

 来季年俸は550万ドル(約6億1000万円)という大谷。今季の活躍からすれば"格安"であることに変わりないが、はたして今後のキャリアでどこまで価値を高められるか。そのパフォーマンスに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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