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プロ野球

ソフトバンクのドラ1指名・風間球打ってどんな選手? 今ドラフト“最高”のストレートMAX157キロを誇る未完の大器

THE DIGEST編集部

2021.10.11

MAX157キロは今ドラフト最速。ビッグ3の中で唯一今夏の甲子園に出場している。写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

MAX157キロは今ドラフト最速。ビッグ3の中で唯一今夏の甲子園に出場している。写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

 10月11日に行なわれたドラフト会議で、ソフトバンクが風間球打(ノースアジア大明桜高)を1位で指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】風間球打(かざま・きゅうた)
【生年月日】2003年10月11日(18歳)
【出身地】山梨県
【身長/体重】183cm/81kg
【守備位置】投手
【投打】右投左打
【経歴】ノースアジア大明桜高

【動画】伸びのある速球! 風間球打、“自慢のストレート”がこれだ
 大学・社会人を含めても、今ドラフトで“最高”のストレートを投げる本格派右腕だ。高校入学時は最速135キロに過ぎなかったが、ウェイト・トレーニングなどの成果で逞しい肉体を作り上げ、2年夏に目標としていた150キロの大台をクリア。そして3年夏に157キロを計時し、甲子園でも最速152キロを含む150キロ台を連発してみせた。

 ストレート以外にもフォークも武器とし、田中将大(楽天)と比較する声もある。ただ、制球力はまだ発展途上で、“高校ビッグ3”の他の2人、小園健太(市和歌山高→DeNA1位)、森木大智(高知高→阪神1位)と比べると現時点での完成度はやや低い。それでも、粗削りの面は逆に伸びしろと捉えることもでき、数年後には球界を代表するエースとなる可能性も十分。ドラフト指名当日が自身の誕生日というのもスター性を感じさせる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】伸びのある速球! 風間球打、“自慢のストレート”をチェック!
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