2021年のMLBにおいて二刀流で快進撃を続け、文字通り歴史を作った大谷翔平。そんな偉才が放った46本塁打を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る。
今回取り上げるのは、7月まで同僚で親友だったアンドリュー・ヒーニーから放った勝ち越し弾だ。3球目の甘いカーブにタイミングを合わせ勢いよく振り抜いた。打球は右翼フェンスを軽々と越えていき42号を記録した。
記事初掲載:2021年8月31日
【動画】まさに完璧!大谷翔平の“パーフェクト”42号アーチをチェック
―――◆―――◆―――
待ちに待った、完璧な、そして最高の一発がアナハイムの夜空に舞った。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間8月30日、本拠地で行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席に今季42号本塁打を放った。
一瞬の出来事だった。この日は初回に不可解はジャッジで見逃し三振に終わると、2打席も三振。その間にチームは5対2と逆転したが、蚊帳の外にいた形だった。しかし、“いつも通り”投手陣が炎上して5回に追いつかれる嫌な展開の中、その裏の先頭打者として大谷が打席に向かった。
対するは、7月までエンジェルスに所属していた左腕アンドリュー・ヒーニー。大谷がメジャーに移ってから“兄貴分”として慕ってきた男だ。その初球は身体付近のボール球に手を出してファウル。2球目はボールと来て3球目。甘く入って来たカーブをしっかり待って振り抜いた打球は、打った瞬間それと分かるホームランに。今季42号は貴重な勝ち越し弾となった。
現地実況も「何て一撃だ!」と目を丸くした飛距離431フィート(約130m)の特大弾。『Fox Sports MLB』のベン・バーランダー氏も「ショウヘイ・オオタニは絶対的なレジェンドだ。誰も彼に追いつけない!」と大興奮していた。
この試合前、トロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が1試合2発を放って38号とし、8月絶好調のサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)に並び大谷に3本差まで迫っていた。その中でライバルたちを突き放したあたりにも、大谷の千両役者ぶりがうかがえた。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
今回取り上げるのは、7月まで同僚で親友だったアンドリュー・ヒーニーから放った勝ち越し弾だ。3球目の甘いカーブにタイミングを合わせ勢いよく振り抜いた。打球は右翼フェンスを軽々と越えていき42号を記録した。
記事初掲載:2021年8月31日
【動画】まさに完璧!大谷翔平の“パーフェクト”42号アーチをチェック
―――◆―――◆―――
待ちに待った、完璧な、そして最高の一発がアナハイムの夜空に舞った。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間8月30日、本拠地で行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。5回の第3打席に今季42号本塁打を放った。
一瞬の出来事だった。この日は初回に不可解はジャッジで見逃し三振に終わると、2打席も三振。その間にチームは5対2と逆転したが、蚊帳の外にいた形だった。しかし、“いつも通り”投手陣が炎上して5回に追いつかれる嫌な展開の中、その裏の先頭打者として大谷が打席に向かった。
対するは、7月までエンジェルスに所属していた左腕アンドリュー・ヒーニー。大谷がメジャーに移ってから“兄貴分”として慕ってきた男だ。その初球は身体付近のボール球に手を出してファウル。2球目はボールと来て3球目。甘く入って来たカーブをしっかり待って振り抜いた打球は、打った瞬間それと分かるホームランに。今季42号は貴重な勝ち越し弾となった。
現地実況も「何て一撃だ!」と目を丸くした飛距離431フィート(約130m)の特大弾。『Fox Sports MLB』のベン・バーランダー氏も「ショウヘイ・オオタニは絶対的なレジェンドだ。誰も彼に追いつけない!」と大興奮していた。
この試合前、トロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.が1試合2発を放って38号とし、8月絶好調のサルバドール・ペレス(カンザスシティ・ロイヤルズ)に並び大谷に3本差まで迫っていた。その中でライバルたちを突き放したあたりにも、大谷の千両役者ぶりがうかがえた。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る