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MLB

「当然の受賞だ!」大谷翔平のコミッショナー特別表彰受賞に米メディアも賛辞!「スーパースターとして覚醒を遂げた」

THE DIGEST編集部

2021.10.27

投打で異次元の活躍を見せた大谷。そのパフォーマンスがあらためて評価された。(C)Getty Images

投打で異次元の活躍を見せた大谷。そのパフォーマンスがあらためて評価された。(C)Getty Images

 球史に残る快進撃を見せた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に、新たな勲章が加わった。
【動画】全46本塁打を一挙振り返り!歴史を築いた大谷翔平の活躍をプレーバック

 現地時間10月26日、MLBは大谷への『コミッショナー特別表彰』の贈呈を発表した。歴史的偉業や功績を残した個人に贈られる同賞は、毎年発表されるものではなく、最高責任者であるコミッショナーの判断で有無が決まる。そのため、一部では通年のMVPよりも価値が高いと見る向きもある。

 二刀流のヒーローは球史に名を残すレジェンドに肩を並べた。過去に同賞に選ばれたのは、1998年のマーク・マグワイアとサミー・ソーサ、カル・リプケンJr.を筆頭に、トニー・グウィン、バリー・ボンズ、イチロー、マリアーノ・リベラ、デレク・ジーターなどいずれも名実ともに偉大な功績を残した名手ばかりである。

 もっとも、今季の受賞は当然とも言える。打っては本塁打王争いに最後まで絡む46ホーマーを放ち、100打点、103得点をマーク。投げても23先発で130.1回、防御率3.18、156奪三振を記録した。史上初となる投打5部門での「クインタプル100」(イニング、奪三振、安打、得点、打点)を達成している。
 
 今回の受賞に際して大谷は「毎年ある賞ではないですし、光栄なこと」とコメント。さらに「本当に自分でいいのかなという思いもあります」と謙遜したが、現地メディアからは称賛の声が相次いでいる。

 エンジェルスの専門メディア『Halo Hangout』は「今季のMLBにおいて、オオタニはチームのエースであり、リーグ屈指の快速ランナーであり、リーグ最高の打者だった。最高に権威のあるこの賞の受賞も当然だ」と評価。さらに米メディア『theScore』は、大谷の今季成績を紹介したうえで、こう称えた。

「今シーズンのオオタニは、1921年のベーブ・ルース以来となる本塁打王争いをリードしながら先発を飾る投手となった。まさに一世紀以上ぶりに生まれた真の二刀流パフォーマンスを披露した彼は、スーパースターとしての覚醒を遂げたのだ」

 11月に発表されるMVP受賞も有力視される大谷。今季の出色のパフォーマンスに対する反響は、まだまだ続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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