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プロ野球

「苦しい時も、いい時もあった」ロッテ鳥谷敬が今季限りで引退。ファンからは労いの声「夢と感動をありがとう」

THE DIGEST編集部

2021.11.01

今季限りで現役引退を表明した鳥谷。写真:産経新聞社

今季限りで現役引退を表明した鳥谷。写真:産経新聞社

 ロッテの鳥谷敬が10月31日、今季限りで現役を引退すると表明した。この日、本人より申し入れがあった。引退会見は日程が決まり次第、発表される。

 鳥谷は球団を通じて、以下のコメントを発表した。

「阪神で16年、ロッテで2年。いろいろな人と出会い、いろいろな人に支えていただき、ここまで現役をすることが出来ました。今は感謝の気持ちで一杯です。今シーズン、チームが調子のいい時も悪い時もあった中で、力になることが出来ず、ユニホームを脱ぐことを決断しました。チームがまだ日本一を目指している時期に個人的なことを発表させていただき申し訳ありませんが、ご報告をさせていただきます。この18年間は苦しい時もありましたし、いい時もありました。その時間すべては周りの人の支えがあってのものです。皆様の支えと応援のおかげで試合に出続けることが出来て、プロ野球選手 鳥谷敬の形を作れたのだと思います。感謝しかありません。18年間ありがとうございました」
 
 鳥谷の引退表明に対し、ファンから反響が続々。「鳥谷引退まじかあ」「ショックが大きいな」「もっとプレーを目に焼き付けたかった」「鼻を骨折してもなお試合に出続ける姿に感動しました」「昔も今もこの先も君がヒーローだ!」「18年間お疲れ様でした」「夢をありがとう」「また甲子園に戻ってきてください」などとSNSで様々な反応が寄せられた。

 鳥谷は2004年に自由獲得枠で阪神に入団すると、2年目には遊撃手の定位置を獲得し、リーグ優勝に貢献。ベストナインを6回、ゴールデン・グラブ賞を5回受賞し、2020年シーズンからロッテでプレーした。通算2243試合出場で2099安打、138本塁打、830打点の成績を残した。史上50人目の公式戦2000本安打および、史上15人目の1000四球を達成したスーパースターが、ついに18年間の現役生活に幕を下ろす。

構成●THE DIGEST編集部

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