北海道日本ハムファイターズの新監督に就任した新庄剛志氏は11月４日、札幌市内で行なわれた記者会見に出席。来季以降のチーム再建へ向けた意気込みとともに、“新庄ワールド”全開というべき前代未聞のプランを次々と明かした。

　冒頭では「正直、自分が一番びっくりしています」と率直な心境を明かしながらも、「僕でいいのかなという思いの反面、僕しかいないなと」と力を込めた新庄氏。「日本ハムも変えていきますし、僕がプロ野球を変えていきたいなという気持ちで入ってきました」と意思表明している。

　さらに「今の時代SNSっていうのはものすごい大事なものだと思うんですよ。できたら試合中にインスタライブとかさせてもらえたら最高」との計画を明かせば、「よその球団にパクられたくないから言いたくないんだけど、まあ天井から降りたいなと思うね。しかも俺だけじゃなくて選手も一緒に」といった発言も。
  　チームの変えていきたいところは「まず作戦面での面白さ」だといい、「『こんなやり方があるんだ』を僕たちが先に発信して、他の球団に真似されるような感じには考えている」とのことだ。さらに「代打オレはありますか？」という質問には、次のように答えている。

「実は今年一年、野球の勉強をしながら身体は作ってきました。あと１回トライアウトを受けるチャンスがあるので、それは今ちょっと考えています。そこで監督の僕が『あの選手いいやん。とったろうかな』っていう考えは頭の中にはあります。あとは球団と話し合います」

　慣れ親しんだ北の大地に帰ってきた49歳。今度は指揮官としてどんな“新庄劇場”を見せてくれるのだろうか。来季のパフォーマンスが楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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