日本屈指のパワーヒッターがメジャー球団で注目を集めている。

【動画】サムライの意地！筒香が放った場外への“劇的サヨナラ３ラン”をチェック

　MLB挑戦２年目となった今季の筒香嘉智は、タンパベイ・レイズ、ロサンゼルス・ドジャース、ピッツバーグ・パイレーツの３球団を渡り歩いた。前２球団では深刻な打撃不振に陥ったものの、144打席に立ったパイレーツでは打率.268、８本塁打、25打点とチームの期待に応えた。

　ようやく横浜時代の打撃を取り戻した感のあるサムライは、FA市場でも人気銘柄になりつつある。シンシナティ・レッズの情報を発信している専門サイト『Blog Red Machine』は現地時間11月５日、「ニック・カステラノスに代わる低コストのフリーエージェント５選」と銘打った特集記事のなかで、筒香の存在を取り上げている。
  　今オフにカステラノスが契約を解除した影響で、ライトの定位置が空いたレッズ。記事を執筆したドリュー・コッホ記者は、後継者候補のひとりとして筒香をクローズアップし、「ツツゴウにはパワーがある。日本でプレーしていたときに３シーズン連続で28本以上の本塁打を放っていることからも、それはわかるだろう」と説明した。

　さらに「キャリアにおける四球率は12.3％であり、ストライクゾーンをきちんと理解している」と続けると、その他に紹介されたジョク・ピーダーソン、コール・カルフーン、レウリー・ガルシア、デクスター・ファウラーを抑え、「このリストの中で、カステラノスのようなパワーを出すのは、ツツゴウ以外にはいない」と絶賛した。

　また、記事の終盤では「カステラノスの後継者候補のリストとしては、あまり心強いものではない」と伝えられているものの、終盤の活躍によって間違いなく各球団の信頼を高めた筒香。現地ではパイレーツと再契約を望む声も多いが、はたして――。

構成●THE DIGEST編集部

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