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プロ野球

DeNAが9人の新入団選手を発表!背番号18継承のドラ1・小園は「大きな期待を感じた」と武者震い

SLUGGER編集部

2021.12.03

三浦監督(後列中央)の背番号18を継承したドラ1・小園(前列中央)をはじめ、9人が新たにDeNAのユニフォームに袖を通した。写真:球団提供

三浦監督(後列中央)の背番号18を継承したドラ1・小園(前列中央)をはじめ、9人が新たにDeNAのユニフォームに袖を通した。写真:球団提供

 横浜DeNAベイスターズは12月3日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで新入団選手発表会を行なった。三原一晃球団代表、三浦大輔新監督とともに9人の新人選手が出席し、新たにユニフォームに袖を通した。
 
 開会挨拶で三原代表が「非常に緊張している選手が多い」とわざわざ言及したように、9人はみな一様にぎこちない表情。自己紹介では「着帽のままで」と指示されたドラフト1位の小園健太(市立和歌山高)が、直後に礼儀正しく帽子を脱いでしまい、報道陣の笑いを誘う一幕もあった。

 その後改めて帽子をかぶったまま立ち上がった小園は、「勝利」の2文字を色紙に掲げて「チームの勝利にたくさん貢献できる投手になりたい」と抱負を語った。三浦監督の現役時代の背番号でもある18を受け継ぐにあたっては、「びっくりしたし、それだけ期待されていることを感じた」と感慨深げだった。
 
 2位の徳山壮真(早稲田大)は「強気」、3位の粟飯原龍之介(東京学芸館高)が「感謝」、4位の三浦銀二(法政大)が「成長」と、割とスタンダードな言葉に自らの抱負を託す中、5位の深沢鳳介(専大松戸高)は常に攻める気持ちを忘れないという意味で「攻気」。「コントロールが自慢なので、“ハマの精密機械”と呼ばれたい」と大きな目標を掲げた。
 
 三浦監督も選手たちに向け、「たくさんのライバルと厳しい競争を勝ち抜いて、一日も早く横浜スタジアムで輝ける日を楽しみにしている」とエールを送った。12月25日の誕生日を前に、「彼ら(選手たち)が最高のプレゼント」と語るなど、DeNAの明日を担う若者たちを、期待を込めた目で見つめていた。

構成●SLUGGER編集部

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