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MLB

“日本人ルーキー”に5年63億超えの価値は? 米紙が懸念する鈴木誠也のリスク「もったいないと思われるかもしれない」

THE DIGEST編集部

2022.01.12

MLB挑戦の行方が注目を集め続けている鈴木。ポテンシャルについては疑いようがないが、米メディアでは懸念材料も指摘されている。(C)Getty Images

MLB挑戦の行方が注目を集め続けている鈴木。ポテンシャルについては疑いようがないが、米メディアでは懸念材料も指摘されている。(C)Getty Images

 広島からポスティングによるメジャー挑戦を目指している鈴木誠也。その移籍先を占う話題は尽きない。とりわけ米メディアは、彼の動向を日々熱心に報じている。

 もっとも、選手会との新労使協定を巡る交渉で合意できていないMLBは、いまだロックアウトの先行きが見えない異常事態にある。ゆえにポスティング交渉ができない鈴木は、“宙ぶらりん”の状態を余儀なくされている。

 しかし、ジョエル・ウルフ代理人は「8球団より多く、15球団未満だ」と水面下での交渉を明言。現時点でのMLBのフリーエージェント市場において、攻守に秀でた外野手の少なさもあり、相変わらずの人気銘柄となっている。

 そんなサムライに関しては5年5500万ドル(約63億2500万円)という大型契約の締結が囁かれている。決して安くはない金額が27歳の“ルーキー”にふさわしいのか否かは、現地メディアでも小さくない議論の的となっている。そんななかで、「セイヤ・スズキにはリスクが伴う」と分析したのは、米紙『Hartford Courant』だ。
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 日夜、東海岸のありとあらゆるスポーツ情報を発信する同紙は、「日本のスラッガーであるセイヤ・スズキは、あまり盛り上がっていないストーブリーグにおいても脚光を集め続けている」と強調したうえで、FA市場における“価値”に一定の評価を下した。

「アンドリュー・マカッチェン(現在35歳)やホルヘ・ソレーア(現在29歳)などより手ごろなオプションはある。だが、彼らはいずれもシーズンが始まる頃には30代を超える。そういう意味では、27歳で伸びしろも見込めるスズキには、5年5500万ドルを支払う価値があるかもしれない」

 一方でメジャー初挑戦である男だけに未知数な部分もある。ゆえに同紙は「18歳でプロキャリアをスタートさせて以来、能力は着実に向上させた」としながらも、「投資が無駄になる可能性は拭いきれない」と指摘した。

「もちろんスズキのポテンシャルには疑いようのない興味深さがある。しかし、彼がレッドソックスに入団すると仮定した場合に、OPS.750程度の成績しか残せないとなれば、予想される契約金は『無駄だった』『もったいない』と思われるかもしれない」

 はたして、鈴木はMLB球団といかなる契約を締結させるのか。懸念される“リスク”も加味されるであろう交渉の行方から目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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