MLB

“大谷翔平伝説”をMLB若手が証言! キャンプで目撃した「金属バットを3回も折った」驚異の打撃とは?

THE DIGEST編集部

2022.01.27

シーズン中もライバル投手たちに猛威を振るった大谷。そんな偉才の打撃の興味深いエピソードが明らかになった。(C)Getty Images

 118年ぶりの公式戦でのリアル二刀流、史上初となる投打でのオールスター選出――。これまでも、米球界でさまざまな"伝説"を残してきた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の興味深いエピソードが明らかになった。

 証言者となったのは、フィラデルフィア・フィリーズ傘下でプレーするバロン・ラドクリフだ。2020年にフィリーズにドラフト指名され、昨季はマイナーリーグでプレーした22歳は、現地時間1月22日に公開された米ポッドキャスト番組「Four eigners」に出演。大谷との裏話を明かした。

 ラドクリフが大谷と遭遇したのは、昨年のオフにシアトルのトレーニング施設で実施されたミニキャンプだ。この時、「まさか彼がシアトルにいるなんて思いもしなかった」と振り返った22歳は、第1印象をこう話した。

「オオタニをテレビで見ていると戦車みたいに見えるけど、実際に会うとそこまでデカいって印象はなかったね。僕と同じぐらいの身長だったし、ウエイトトレーニングもしてなかったからね」

【関連記事】「このマヌケを見てくれ!」4年前に大谷翔平を批判した米識者をMLB屈指の技巧派が辛辣批判「こんなもんを聞く必要はない」

 しかし、番組MCから「じゃあ、彼は何が凄かったの? 運動能力?」と訊かれたラドクリフは、返す刀で興奮気味に切り返した。

「そうだ。あれはマジで馬鹿げてる。半端ないよ。そこにいる間の彼はとにかく破壊力を見せつけたんだ。何がヤバいってパワーなんだよ。金属バットが折れたのを見たことなんてあるかい? オオタニは僕の見ていた限りでは練習で使っていた金属バットを3回も折っていたよ。バレルの角度で打球を打ちながらね。それでいて打球速度は112マイルだ。

 これって試合中ならありえるかもしれないけど、ケージの中じゃ考えられないことだよ。練習なのに彼は毎回全力でバットを振ってるんだ。必ずね。打球を420フィートも飛ばしたのに気に入らないような素振りも見せてたよ。本当に驚いた」

 さらに「本当にクレイジーだ。あんなに激しい打球を打つ奴は初めて見たね」と目を丸くしながら明かしたラドクリフ。22歳の有望株にとって、球界屈指のスーパースターが見せた振る舞いは刺激的に映ったようである。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】史上最強打者の呼び声も!2021年に大谷翔平が放った"全46本塁打"を一挙振り返り!

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

【関連フォト】『GQ』が公開した大谷翔平の"筋肉美ショット"をチェック!
NEXT
PAGE
【動画】史上最強打者の呼び声も!2021年に大谷翔平が放った“全46本塁打”を一挙振り返り!