タイトルホルダーを見れば、その年のメジャーリーグが分かる。少し大げさかもしれないが、間違ってはいないはずだ。投打主要8部門にWARとOPSでナショナルリーグトップに立った2019年を代表する9人を改めて振り返ってみよう。
●NATIONAL LEAGUE WAR
Cody Bellinger/コディ・ベリンジャー[#35 RF/1B]
3・4月は31試合で打率.431、14本塁打と序盤戦はこの人の話題で持ちきりだった。前年からコンタクト率が大幅に改善され、一時は三冠王も可能な位置につけていた。OPSが月を追うごとに下降し、タイトルは取れずじまいだったが、好守(総DRS+26)も加味されてbWAR9.0はメジャー1位。「彼のプレーを見るのは至上の喜び」(MLB.comのエイドリアン・ギャロ)との声も納得だった。
●NATIONAL LEAGUE 盗塁王
Ronald Acuña Jr./ロナルド・アクーニャJr[. #13 CF]
2年目のジンクスなど一切無縁の活躍を見せ、球界を代表するスーパースターへの道を順調に歩んでいる。21歳で40本塁打をクリアしたのは史上3人目。盗塁もリーグ最多の37個を決め、史上最年少の40-40達成が目前だった。だが、閉幕まで残り4試合で股関節を負傷。プレーオフに備えるために残りは欠場した。ただ、怠慢プレーを見せてベンチに下げられるなど精神面の甘さも散見された。 ●NATIONAL LEAGUE 首位打者、OPS
Christian Yelich/クリスチャン・イェリッチ[#22 RF]
MVPに輝いた昨年のアンコールとばかり、開幕戦から4戦連発、4月15日は3本塁打7打点と大暴れし、3・4月だけで14本を量産。盗塁も30回決めて失敗は2度だけ、40-40も可能な勢いだったが、9月10日にヒザを負傷してシーズンを終えた。2年連続の首位打者に輝いただけでなく、出塁率.429と長打率.671もリーグ1位。『ESPNマガジン』の企画で披露した肉体美も話題になった。
●NATIONAL LEAGUE 最優秀防御率
Hyun-Jin Ryu/リュ・ヒョンジン[#99 LHP]
6月28日までの16先発すべて1四球以下と驚異的な制球力を披露。変幻自在の配球パターンも冴え、5月1日からの10登板では被本塁打も1本だけに抑え込んだ。オールスターの先発を務め、8月11日時点の防御率は1.45とアジア出身投手初のサイ・ヤング賞も視野に入っていたが、その後7登板で5.40と失速。それでも、J・デグロム(メッツ)の追撃をかわして防御率のタイトルを獲得した。
●NATIONAL LEAGUE WAR
Cody Bellinger/コディ・ベリンジャー[#35 RF/1B]
3・4月は31試合で打率.431、14本塁打と序盤戦はこの人の話題で持ちきりだった。前年からコンタクト率が大幅に改善され、一時は三冠王も可能な位置につけていた。OPSが月を追うごとに下降し、タイトルは取れずじまいだったが、好守(総DRS+26)も加味されてbWAR9.0はメジャー1位。「彼のプレーを見るのは至上の喜び」(MLB.comのエイドリアン・ギャロ)との声も納得だった。
●NATIONAL LEAGUE 盗塁王
Ronald Acuña Jr./ロナルド・アクーニャJr[. #13 CF]
2年目のジンクスなど一切無縁の活躍を見せ、球界を代表するスーパースターへの道を順調に歩んでいる。21歳で40本塁打をクリアしたのは史上3人目。盗塁もリーグ最多の37個を決め、史上最年少の40-40達成が目前だった。だが、閉幕まで残り4試合で股関節を負傷。プレーオフに備えるために残りは欠場した。ただ、怠慢プレーを見せてベンチに下げられるなど精神面の甘さも散見された。 ●NATIONAL LEAGUE 首位打者、OPS
Christian Yelich/クリスチャン・イェリッチ[#22 RF]
MVPに輝いた昨年のアンコールとばかり、開幕戦から4戦連発、4月15日は3本塁打7打点と大暴れし、3・4月だけで14本を量産。盗塁も30回決めて失敗は2度だけ、40-40も可能な勢いだったが、9月10日にヒザを負傷してシーズンを終えた。2年連続の首位打者に輝いただけでなく、出塁率.429と長打率.671もリーグ1位。『ESPNマガジン』の企画で披露した肉体美も話題になった。
●NATIONAL LEAGUE 最優秀防御率
Hyun-Jin Ryu/リュ・ヒョンジン[#99 LHP]
6月28日までの16先発すべて1四球以下と驚異的な制球力を披露。変幻自在の配球パターンも冴え、5月1日からの10登板では被本塁打も1本だけに抑え込んだ。オールスターの先発を務め、8月11日時点の防御率は1.45とアジア出身投手初のサイ・ヤング賞も視野に入っていたが、その後7登板で5.40と失速。それでも、J・デグロム(メッツ)の追撃をかわして防御率のタイトルを獲得した。