連日、甲子園球場にて熱戦が繰り広げられている『第94回センバツ高校野球大会』。大会2日目を迎えた3月20日には、広陵(広島)―敦賀気比(福井)の1回戦が行なわれたが、そのなかで審判が誤審を認める珍しいシーンがあった。
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広陵が2点リードで迎えた四回無死一塁の場面だ。8番・大山陽生捕手(3年)が一塁線へバントを試みると、イレギュラーした打球がラインギリギリへ転がり、球審はフェア判定。しかし、二塁審判がファウルのジェスチャーで一塁走者の進塁を制止してしまったのだ。
この結果、打者走者、一塁走者がアウトとなったが、4人の審判団はグラウンド上ですぐさま協議。しばらくすると、一塁走者の二塁進塁が認められ、球審からは「ただいまのプレーについてご説明いたします」としたうえで、次の場内アナウンスで謝罪が行なわれた。 「打球のイレギュラーバウンドでフェアゾーンに転がりまして、フェアの判定を致しました。しかしながら、二塁の塁審が誤ってファウルとジェスチャーし、ランナーを止めてしまいました。守備は取った打球で、打者走者を一塁でアウトにしようという守備行為でした。私たちの間違いであり、止めた走者を二塁に進めて1アウト二塁で再開します。大変申し訳ございません」
また、この異例シーンにはインターネット上でも驚きの声が上がるなか、巨人やレッドソックスなどで活躍した上原浩治氏も、公式ツイッターで反応。「審判だって人間なんですから…」と書き始め、「100%の人なんていない。間違いを認めることも大事だと思います」と私見を明かしている。
さらに、「認めてスムーズに進行する。お互いのチームから批判的なことは起きてないし…」と続けると、「しかもちゃんと丁寧に説明までしてるしね」と審判団を擁護するコメントも。ツイートの最後は、「素晴らしい判断だったと思いますが…」との言葉で締めくくった。
なお、試合は広陵が敦賀気比に9ー0で勝利している。
構成●THE DIGEST編集部
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