開幕早々、二刀流スターの“ショータイム”が見られそうだ。

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　現地時間３月27日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地サンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦に「１番・DH」でスタメン出場。１打数無安打２四球と２試合ぶりの無安打に終わり、勝負を避けられる展開で６回にクラブハウスへ引き上げた。

　その試合前、チームを率いるジョー・マッドン監督は、現地４月７日に控える本拠地ヒューストン・アストロズ戦へ向け、現時点での打順構想を言及。すでに開幕投手が決まっている大谷に関しては、「先頭打者として起用するだろう」と明かしたという。MLB公式サイトが報じている。 　実際、ここまでオープン戦のほとんどをリードオフマンとして起用されている大谷。その戦いぶりを近くから見ている名将は、「１番打者に置くのを気に入っている」と手応えを感じている様子で、「彼にとってベストの打順だと思う。打線全体で彼をプロテクトできたらいいね」と期待を述べた。

　また、大谷の後には、マイク・トラウト、アンソニー・レンドーン、ジャレッド・ウォルシュが続くと見られており、「スリーバッター・ミニマムを意識していく必要がある」ともコメント。これまで、左右の打者を交互に置くよう意識していたというマッドン監督だが、今季は「それと違った打順を組むことにしている」とのことだ。

　開幕戦まで残り２週間を切っている。はたして2014年以来のポストシーズン進出を狙うエンジェルスは、いいシーズンスタートを切れるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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