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MLB

元阪神スアレスの継投失敗でノーヒッターならず。それでもダルビッシュ有の快投に米熱狂! 投球アナリストも「えげつない」と絶賛

THE DIGEST編集部

2022.04.08

2年連続で開幕投手の大役を託されたダルビッシュ。1安打も許さない快投を披露した。(C)Getty Images

2年連続で開幕投手の大役を託されたダルビッシュ。1安打も許さない快投を披露した。(C)Getty Images

 圧巻のシーズンスタートに米記者からも賛辞が寄せられている。

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 現地時間4月7日、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有は、敵地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に、2年連続3度目の開幕投手として先発登板。救援陣が打たれて今季初勝利はならなかったものの、6回(92球)まで無安打無失点の快投を見せた。

 立ち上がりからテンポ良くアウトを重ねていったダルビッシュは4四球と制球面でやや苦しんだが、勝ち投手の権利を持ったまま降板。惜しくもチームは、9回からマウンドに上がった元阪神の助っ人ロベルト・スアレスが四球、四球、死球と乱れ、サヨナラ負けを喫したものの、ベテラン日本人右腕のピッチングはエースのそれだった。
 大記録の達成を期待させたダルビッシュの快投に、パドレスの地元ラジオ局『97.3 The Fan』の公式ツイッターは、この日のスタッツを共有しつつ、「とんでもないシーズンデビューを果たした」と絶賛。米スポーツ専門メディア『The Athletic』も、「ユウが好調だ」とツイートしている。

 また、“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、この日最速となった97マイル(約156.1キロ)の速球を動画で掲載。89マイル(約143.2キロ)のスプリッターも続けて公開しており、「Filthy(えげつない)」と絶賛の言葉を送った。

構成●THE DIGEST編集部

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