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「1番大谷+2番トラウト=相乗効果は×」大谷翔平の打撃不振に韓国メディアがエンジェルスを酷評「オオタニの復調が必須だ」

THE DIGEST編集部

2022.04.16

1番大谷(左)、2番トラウト(右)の打順で今季序盤を戦うエンジェルス。だが今のところ相乗効果は表れていない。(C)Getty Images

 開幕から1週間が経過したMLB。そのなかにあって、ロサンゼルス・エンジェルスは7試合を消化し、3勝4敗と負け越しのスタートとなっている。

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 昨シーズンは、大谷翔平が"二刀流"による一躍ブレイクを迎えるも、アメリカン・リーグ西部地区4位に終わったエンジェルス。オフには課題として掲げていた投手補強が重点的に行なわれ、今季のチームは最強バッターの復活次第と考えられてきた。

 昨季は怪我に泣かされたチームの大黒柱であるマイク・トラウトは周囲の期待に応えるように、2022シーズンインに合わせて復調。開幕7試合で打率こそ.211と低調だが、OPSは.954、本塁打2本と中軸としては頼もしい数字を残している。

 だが一方で思わぬ誤算も生じている。それが全試合でリードオフマンを務めている大谷の打撃不振だ。周知の通りに昨季にアメリカン・リーグMVPを獲得した27歳は、その華々しい成績から大きくかけ離れ、29打数5安打、1四球、1盗塁。打率は.172でOPS.441ともがいている。
 
 エンジェルスのスタートダッシュ失敗の一端ともなっている大谷の不調。この現状について「メジャーリーグのトップ選手"トラウタニ"コンビがどのような相乗効果が生み出されるか注目が集まっていた」と伝えた韓国のスポーツ専門局『SPOTV NEWS』は、「シナジー効果があまり感じられない。オオタニが低迷している」と手厳しく評価を下した。

 背番号17は、ここまで出塁率.200。つまり5回に1度しか塁に出られていない。これについて同メディアは、「打点も重要だが、1番バッターなので相手投手の集中力を切らすような走塁が欲しいが、出来ていない」と嘆いた。

 2番に座るトラウトが放っている2本塁打は、いずれも大谷が出塁できず、ソロとなっている。そんな低調な打線に同メディアは、「オオタニが打撃不振から抜け出せないので、効果は半減している」と指摘。そのうえで、「オオタニの復調が必須だ」と述べた。

 1番大谷、2番トラウトの"トラウタニ"コンビの相乗効果は果たして見られるだろうか。日米のみならず、世界中がスター2人が作り出す最強打線に熱視線を送る。

構成●THE DIGEST編集部

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