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MLB

大谷翔平を“スライダー攻め”で翻弄したオリオールズ左腕。強打者トラウトとの並びには「彼らみたいな相手だからこそ面白くなる」と自信

THE DIGEST編集部

2022.04.23

大谷(左)を3打席連続三振に抑えるなど、オリオールズのジマーマン(右)が圧巻の投球を見せた。(C)Getty Images

大谷(左)を3打席連続三振に抑えるなど、オリオールズのジマーマン(右)が圧巻の投球を見せた。(C)Getty Images

 技巧派左腕にとって、偉才との初対戦は自信を深めるものになったようだ。

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 現地時間4月22日、本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦に「1番・DH」でスタメン出場した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、4打数無安打、3三振と振るわず。初対戦となった相手先発左腕ブルース・ジマーマンの変化球に対し、大苦戦を強いられた。

 初回の第1打席、84.9マイル(約136.3キロ)のチェンジアップを振らされ、三振に倒れた大谷。その後、先頭打者として迎えた4回の第2打席は、徹底したスライダー攻めにタイミングが合わず、6回の第3打席も3球三振という内容に終わるなど、最後まで攻略の糸口を見いだせなかった。

 なかでも4回裏には、大谷、マイク・トラウト、アンソニー・レンドーンという強打者を三振に仕留めたジマーマン。MLB公式サイトによると、試合後には同シーンを「確かにチャレンジだった」と振り返りつつ、「彼らのような相手と対戦するからこそ、ゲームは面白くなる」とポジティブな姿勢で語った。

 また、チームを5対3の勝利に導いたジマーマンには、エンジェルスの指揮を執るジョー・マッドン監督も、「彼はとても自信に満ちていた」と絶賛。「本当にいい投球をしていた。我々にとっては良くなかったけど、彼にとっては素晴らしいものだった」と素直に好投を称えた。

 怒涛の20連戦は苦しい滑り出しとなった大谷。1試合3三振はこれで今季3度目となり、打率は.220となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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