まさに真骨頂とも言える一撃だった。
現地時間4月29日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれているシカゴ・ホワイトソックス戦に「4番・DH」で先発出場。今月16日(現地時間)のテキサス・レンジャーズ戦以来、11試合ぶりとなる今季第4号のホームランを放った。
【動画】好投手ジオリトの速球を粉砕! 大谷翔平の第4号アーチをチェック
オールスター選出の実績を持つ右腕に力負けしなかった。初回に二死無塁で打席が回ると、ホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトがカウント1-3から投じた93.1マイル(約149.8キロ)のフォーシームをジャストミート。センターから逆方向へと弾き出した打球は、みるみるうちに距離を伸ばしていき、左中間スタンドに飛び込んだ。
直前の4球目に投じられた空振りを取りに来たチェンジアップを冷静に見極め、高めに甘く入ったボールを打ち損じなかった。まさに相手エースとの駆け引きを制した格好だ。
この4番としては631日ぶりの一発には、現地の識者たちも大興奮だ。
エンジェルスの地元放送局『Bally Sports West』で実況を務めたパトリック・オニール氏が「ついにショウタイムが戻ってきた」と語ったのに続いて、解説者のマーク・グビサ氏も「ショウヘイ・オオタニの、まさにああいうホームランが見たかったんだ。左中間へのライナー性、ようやくあっちの方向にホームランが出だ。『これぞショウヘイだ』と言える逆方向へのホームランだった」と褒めちぎった。
飛距離にして419フィート(約127.7メートル)、打球速度は108マイル(約173.8キロ)。そんなファンもどよめく豪快弾は、逆方向へ強い当たりが離てる大谷“らしさ”が詰まった一打となった。
構成●THE DIGEST編集部
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【関連記事】大谷翔平の打撃を落合博満が分析!「日本の球界なら直したがる」スイングを“伝説の三冠王”はどう見ているのか?
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オールスター選出の実績を持つ右腕に力負けしなかった。初回に二死無塁で打席が回ると、ホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトがカウント1-3から投じた93.1マイル(約149.8キロ)のフォーシームをジャストミート。センターから逆方向へと弾き出した打球は、みるみるうちに距離を伸ばしていき、左中間スタンドに飛び込んだ。
直前の4球目に投じられた空振りを取りに来たチェンジアップを冷静に見極め、高めに甘く入ったボールを打ち損じなかった。まさに相手エースとの駆け引きを制した格好だ。
この4番としては631日ぶりの一発には、現地の識者たちも大興奮だ。
エンジェルスの地元放送局『Bally Sports West』で実況を務めたパトリック・オニール氏が「ついにショウタイムが戻ってきた」と語ったのに続いて、解説者のマーク・グビサ氏も「ショウヘイ・オオタニの、まさにああいうホームランが見たかったんだ。左中間へのライナー性、ようやくあっちの方向にホームランが出だ。『これぞショウヘイだ』と言える逆方向へのホームランだった」と褒めちぎった。
飛距離にして419フィート(約127.7メートル)、打球速度は108マイル(約173.8キロ)。そんなファンもどよめく豪快弾は、逆方向へ強い当たりが離てる大谷“らしさ”が詰まった一打となった。
構成●THE DIGEST編集部
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