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プロ野球

「こんなに早く使う?」白井審判員、西武戦で佐々木朗希との騒動後初の球審!ネットでは賛否両論「球審も人間よ」

THE DIGEST編集部

2022.05.01

佐々木に注意しようとして物議を醸した白井氏。30日の西武戦で球審を務めた。写真は24日の佐々木。 写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

佐々木に注意しようとして物議を醸した白井氏。30日の西武戦で球審を務めた。写真は24日の佐々木。 写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

 ロッテの佐々木朗希に対して試合中に詰め寄ったとして一大騒動を巻き起こした白井一行審判員が4月30日のオリックス─西武戦(京セラドーム)で騒動後初めて球審を務めネット上では賛否両論の声を呼んでいる。

 事の発端は、今月24日に行なわれたオリックスとロッテの一戦(京セラドーム)だ。この試合ではプロ野球界の“時の人”とも佐々木が先発登板。日本中のファンが“至宝”の快投する姿に熱視線を送っていた。

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 だが、試合のムードは序盤に急変する。2回2死一塁の場面で158キロの渾身の直球をアウトローへ投げ込んだ20歳に、白井球審は「ボール」とコール。これに佐々木は思わず不満げな表情を浮かべると、白井球審は注意を促すようにマウンドへ歩み寄ったのだ。

 すかさず、危機を察知した捕手の松川虎生が応じ事態を収拾したが、審判が試合を止めてまで行なう異様な光景には、ファンが騒然とした。

 同一件は、球界OBを中心にネット上で波紋を広げた。野球解説者の落合博満氏は、自身のYouTubeチャンネルで「(球審の)取るべき態度ではない」と苦言を呈した。一方、元日本ハムで活躍したダルビッシュ有(現サンディエゴ・パドレス)は、「野球の審判って無茶苦茶難しいのに叩かれることはあっても褒められることはほとんどないよなぁ。選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください」とSNSで白井氏を擁護した。
 そんな白井審判員が30日にふたたび球審を務めると、またもネットは騒然とした。「個人的には二度と見たくない」「こんなに早く球審で使う?」「正確な判定が出来ないならAIに任せてください」「罰則とか降格とかないわけ?」などと不満の声が寄せられた。

 その一方で、「必要以上に誹謗中傷する権利は誰にも無いはず」「流石に叩きすぎ」「白井球審も人間よ。感情的になっても仕方ない」「選手もプロ!審判もプロ!」といった激励のメッセージも届いている。

 何はともあれ審判がいることによって成り立っているスポーツ。誰もが納得する“公平なジャッジ”がなされる環境づくりが今後の課題かもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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