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MLB

4月終盤に苦しんだ鈴木誠也は「“修正”段階に入っている」と地元メディア。見逃し三振には「本当に奇妙な感じだ」と厳しい指摘

THE DIGEST編集部

2022.05.01

不安の残る4月締めくくりとなった鈴木。現在のパフォーマンスを地元記者はどう見ているのか。(C)Getty Images

不安の残る4月締めくくりとなった鈴木。現在のパフォーマンスを地元記者はどう見ているのか。(C)Getty Images

 スランプ気味のサムライルーキーに地元メディアが辛口評価だ。

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 現地時間4月30日、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、敵地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に「4番・右翼」で先発出場し、3打数無安打、1四球、1三振。3試合連続ノーヒットは今季最長タイとなり、チームも1対9と為す術なく大敗して3連敗を喫した。

 打率.279、4本塁打、14打点、OPS.934、出塁率.405という内容で4月を終えた鈴木。すでに週間MVPを獲得するなど、出だしから大きな存在感を放っているものの、試合を重ねるごとに対戦相手のマークが厳しくなっていることもあり、このところはスローダウンした感が否めない。

 試合後、地元メディア『Bleacher Nation』のブレット・テイラー記者は、4月終了時点でのカブスに関するレポートを掲載。ノーヒットで終わる試合が目立ってきた背番号27について、「ホットなシーズンスタートを切る前から我々が話していた、“修正”段階に入っている」と分析した。

 さらに、「これは必ず訪れるものだった」と続けると、「我々はそのために十分な忍耐力を持つつもりだ」と今後を見据えたコメントも。「ど真ん中で見逃し三振を取られるのは本当に奇妙であり、それはすぐにやめなければならないだろう」と、現時点での気になる課題が指摘されている。

 現時点では、新人王最有力との声も上がっている鈴木。はたして今季はどのようなメジャー1年目となるだろうか。今後のさらなる活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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