プロ野球

新庄ビッグボスが佐々木朗希の“判定問題”を一蹴!38年前のボール判定と比較し「今の審判の方達は素晴らしい!!」

THE DIGEST編集部

2022.05.03

日本ハムの新庄剛志監督が、過去の映像を元に誤審について言及した。(C)THE DIGEST写真部

 球審の判定を巡る問題が取り沙汰される一方、日本ハム監督の"ビッグボス"こと新庄剛志氏は「今の審判の方達は素晴らしい!!」と称賛している。

 遡ること先月24日のオリックス対ロッテ戦だ。ロッテは20歳のエース佐々木朗希望が先発マウンドに上がった。2回158キロの直球をアウトローへ投げ込んだ右腕に、白井一行球審は「ボール」とコール。これに思わず不満げな表情を浮かべた佐々木に、白井球審は注意を促すようにマウンドへ歩み寄ったのだ。

 すかさず捕手の松川虎生が両者の間を取り持ち事態を収拾したものの、審判が試合を止めてまで行なう異様な光景には大きな波紋を呼んだ。1週間が経過した今もなおネット上では、白井球審の行動を咎める声があるのも事実だ。

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 そんななかビッグボスは、1984年の巨人―阪神戦の映像を引っ張り出してきた。それは、槙原寛己氏(元巨人)と真弓明信氏(元阪神)が対峙した場面なのだが、インスタグラムのストーリー機能で、「この時代を見たら、今の審判の方達は素晴らしい!!」とコメントしたのだ。
 
 動画は巨人が4点を先制した1回裏だ。連続四球で無死一、二塁といきなりピンチを招いた槙原氏。3番・真弓氏への初球もボールとした。その後、明らかにストライクと思われる球を3球連続で投じるも、判定はすべて「ボール」。

 この動画を掲載した新庄氏は、「しかしこの判定で怒らない槙原さんは凄すぎる!!僕ならブチギレて帰ってます!!」と感想を述べている。

 広い目で見れば、年月を追うごとに判定のスキルは高まり、昨今の誤審は程度が知れる問題なのだろう。しかし一方で、投手のレベルも日進月歩の勢いで高まるなか、審判のスキルもさらに高いものが要求されている。誤審を防ぐための解決策は、今後の課題になるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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