MLB通算194勝の大投手は微妙なジャッジに黙っていられなかった。現地時間5月3月に行なわれたアトランタ・ブレーブスとのダブルヘッダー2戦目でのニューヨーク・メッツのマックス・シャーザーだ。
【動画】「あんだ最悪だ!」と激昂。シャーザーの退場シーンをチェック
球場が騒然としたのは、6回裏1死無塁の時だった。試合を通したチームに対する球審のジェレミー・リッグスのストライク判定に対して不満を覚えていた37歳のレジェンドは、ベンチから大きな声で何かを言い放つ。すると、退場を命じられたのだ。
自身への退場処分を「ああ、そうか。わかったよ」と言わんばかりの表情で受け入れたシャーザーは、去り際にFワードを用いて、球審に次のように言い放った。
「あんたのストライクゾーンは最悪だぞ。本当にクソだ」 休養日だったにもかかわらず、退場となったシャーザー。このベテランの振る舞いには、『The SPUN』が「熱血したエースは、同僚に対するストライクコールに黙っていなかった。彼はベンチ外だったが、出て行けと命じられた」と記したように、驚きの声が広がった。
もちろん球審への暴言は褒められたものではない。だが、チームメイトや首脳陣からは賛辞が寄せられている。メッツの主砲ピート・アロンゾが「彼は本当に素晴らしいよ。誰もが感じていたことを黙って見逃さなかったんだ」と絶賛。さらに指揮官のバック・ショーウォルターは、「マックスは、仲間の想いというか、言いたかったことを堂々と代弁したんだ」と語っている。
「今日のリッグスのような振る舞いは見たことがなかった。ピッチングの日にそれをやって、投げられなくなっては困るが、彼はジャッジに対する不公平さに言いたいことをはっきりと言っただけだった。きっとマックスがああやって吠えるのは最後ではないはずだ」
メッツ入団時に、「オーナーがそうであるように、僕も世界一になるために全力を尽くす」と語ったシャーザー。そんな百戦錬磨の大投手が見せた勝利への“こだわり”が垣間見えるワンシーンに対する反響はしばらく続きそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】ゾーン外のストライク判定が「6.3→10.5%に上昇」とのデータも。大谷翔平を襲った“不可解ジャッジ”に米記者が「冗談じゃない」と怒り!
【関連記事】「スズキ以外は思い当たらない」“MLBでは見られない”鈴木誠也の紳士的な行動に米記者感嘆!「対戦相手や審判でさえも驚く」
【関連記事】菊池雄星が“指舐め”で「違反投球行為」の判定!現地記者からは「絶対に知っていなければいけない」と手厳しい指摘も
【動画】「あんだ最悪だ!」と激昂。シャーザーの退場シーンをチェック
球場が騒然としたのは、6回裏1死無塁の時だった。試合を通したチームに対する球審のジェレミー・リッグスのストライク判定に対して不満を覚えていた37歳のレジェンドは、ベンチから大きな声で何かを言い放つ。すると、退場を命じられたのだ。
自身への退場処分を「ああ、そうか。わかったよ」と言わんばかりの表情で受け入れたシャーザーは、去り際にFワードを用いて、球審に次のように言い放った。
「あんたのストライクゾーンは最悪だぞ。本当にクソだ」 休養日だったにもかかわらず、退場となったシャーザー。このベテランの振る舞いには、『The SPUN』が「熱血したエースは、同僚に対するストライクコールに黙っていなかった。彼はベンチ外だったが、出て行けと命じられた」と記したように、驚きの声が広がった。
もちろん球審への暴言は褒められたものではない。だが、チームメイトや首脳陣からは賛辞が寄せられている。メッツの主砲ピート・アロンゾが「彼は本当に素晴らしいよ。誰もが感じていたことを黙って見逃さなかったんだ」と絶賛。さらに指揮官のバック・ショーウォルターは、「マックスは、仲間の想いというか、言いたかったことを堂々と代弁したんだ」と語っている。
「今日のリッグスのような振る舞いは見たことがなかった。ピッチングの日にそれをやって、投げられなくなっては困るが、彼はジャッジに対する不公平さに言いたいことをはっきりと言っただけだった。きっとマックスがああやって吠えるのは最後ではないはずだ」
メッツ入団時に、「オーナーがそうであるように、僕も世界一になるために全力を尽くす」と語ったシャーザー。そんな百戦錬磨の大投手が見せた勝利への“こだわり”が垣間見えるワンシーンに対する反響はしばらく続きそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】ゾーン外のストライク判定が「6.3→10.5%に上昇」とのデータも。大谷翔平を襲った“不可解ジャッジ”に米記者が「冗談じゃない」と怒り!
【関連記事】「スズキ以外は思い当たらない」“MLBでは見られない”鈴木誠也の紳士的な行動に米記者感嘆!「対戦相手や審判でさえも驚く」
【関連記事】菊池雄星が“指舐め”で「違反投球行為」の判定!現地記者からは「絶対に知っていなければいけない」と手厳しい指摘も