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MLB

3球連続で起きた“不可解なストライク判定”が物議。米投球分析家は「審判ショーにようこそ」と皮肉も

THE DIGEST編集部

2022.05.05

オノア氏(左)の判定に不満を露わにしたオズーナ(右)。同シーンは現地でも話題を呼んでいる、(C)Getty Images

オノア氏(左)の判定に不満を露わにしたオズーナ(右)。同シーンは現地でも話題を呼んでいる、(C)Getty Images

 またも、メジャーの檜舞台で物議を醸す“不可解判定”が下された。

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 現地時間5月4日、アトランタ・ブレーブスは、敵地でニューヨーク・メッツと対戦。両チーム無得点のまま迎えた4回表1死一塁の場面では、4番マーセル・オズーナが3球連続の“誤審”を受け、見逃し三振に倒れるという異常事態が発生した。

 対するは、メッツ先発のタイラー・メギル。投じた低めの初球チェンジアップを自信を持って見送ったオズーナだったが、ストライクと判定される。しかし、誤審はこれだけで終わらず、さらに外角に逸れた2球目のフォーシーム、外角低めの3球目スライダーも同様の判定。画面に表示されたストライクゾーンから、すべて外れているボールだった。

 オズーナが思わず球審に不満を露わにした3球連続の”不可解判定”は、現地でも波紋を広げている。なかでも“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、「審判ショーへようこそ」と皮肉を込めて実際の映像を公式ツイッターに共有している。

 さらに、米専門メディア『The Athletic MLB』でブレーブスを取材するデビッド・オブライエン記者も、3球すべてストライクゾーンから外れているMLBの公式チャートをツイートしたうえで、「(球審を務めていた)ブライアン・オノア氏も、今日は疲れていたようだ」と呟いた。

 なお、試合はブレーブスが9対2と快勝した。だが、その結果以上に球審の判定がクローズアップされる後味の悪いものとなった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「審判ショーにようこそ」と皮肉も。3球連続の“不可解判定”をチェック

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