スーパースターの傑出したパフォーマンスには、相手投手も脱帽するしかない。
【動画】ついにメジャー通算100号！ 大谷が放った７号２ランをチェック

　現地時間５月14日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたオークランド・アスレティックスとのダブルヘッダーに「３番・ＤＨ」で連続フル出場。初戦で今季10度目のマルチ安打を放つと、２戦目の第３打席では今季７号２ランを放ち、節目の“メジャー通算100本塁打”に到達した。

　この日は合計10打席に立ち、９打数３安打３打点。タフなスケジュールのなかで傑出した活躍を見せた大谷に対し、初戦で２打席連続安打を浴びたポール・ブラックバーンは、「ビデオゲームですべての数値を目一杯上げて作られたような選手だ」と脱帽した。米紙『San Francisco Chronicle』が報じている。
  　その後も、「まったくもって信じられない男だ」と端的に称賛したブラックバーンは、対戦中の作戦について「ゾーン外の球を彼に狙わせようとした」と回顧。しかし、エンジェルスの背番号17には効果がなかったようで、「彼はゾーン外の球まで追いかけ、ヒットを打ち続けていた」と振り返っている。

　さらに「彼のバットは長くゾーンにとどまる」と大谷の打撃を分析したブラックバーンは、「彼は高いアベレージで打てるし、パワーもあるし、盗塁もできるし、100マイルの球も投げられる」と言及。それでも、「彼と対戦するのは楽しい」と充実した時間だったようだ。

　なお、エンジェルスはダブルヘッダーを１勝１敗で終了。アメリカン・リーグ西地区で首位のヒューストン・アストロズとゲーム差なしの２位につけている。

構成●THE DIGEST編集部

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